オヤジAさんや、げれんさんの記事を読んで、
ストロークでの「イチ、ニ!」で試したいことが出てきたKNです。(笑)
「インナーテニス」や「インナーゲーム」に書かれているティモシー・ガルウェイの
「バウンス・ヒット法」は有名だけど、
テニス・ジャーナル誌の記事を1990年から12年分ほど手当たり次第に
調べていた時に、偶然見つけたのがこれ。
小島弘之さんは、 ・・・長塚京子を育てたコーチ。本村剛一も3年コーチ。
「私は自分で試してみて、初心者にはこれ(KN注:バウンス・ヒット法)でいいが、
自分の場合は相手のラケットにボールが当たったときに「ヒット」、自分の
ラケットに当たる瞬間にも「ヒット」と声を出す「ヒット・ヒット法」の方が
振り遅れないのでいいと思った。」とテニスジャーナル誌・2000年6月号で
言われていました。
これを3年前くらいに読んで、「バウンス・ヒット法」は捨てました。(笑)
しかし、「ヒット・ヒット法」では細かい調整をする手がかりがないので、
何かいい方法がないかずーっと探していたのだ。
それが、今回、上記の記事を読んで、検討したくなったのだ。
最初に思いついたのは、
軸脚に体重をかけて胴体をねじっていく後半あたりのタイミングでイチと言う方法。
しかし、これをシャドウでやってみると、前脚が前に出ていかない・出にくい!
骨盤と胸(肋骨)の間にねじりは作るんだけど、これが前面に出てきてその
動作を目的にしてしまうと、なんかうまくいかないのだ。(試作品#1は失敗)
そこで今度は、
①軸脚に体重をかけ、
②前脚となる脚の、「お尻の部分」を前に出していき、
③軸脚の股関節をねじり、そけい部を折り込んでいく
という動作シーケンスで
「イチ」のあたりの動き・状態を作っていったら、
これがいい感じだった! まだ球出しでの感触しかないけれども。
※上半身は、「軸脚の股関節をねじっていく」タイミングで、ほぼ同時に
後ろ側の肩甲骨を後ろに引く・内転させて「胴体の胸部をたわませている」
この時、股関節と肩甲骨は「協調」しているような感じ。
バックハンドでいい感じで、力強く打てた。
特に、肩くらいの高さのボールを片手バックハンドで叩き込めたのは気持ちが良かった!
しかし、まだ1回目のテストなので、
「イチ」とか「ワン」とか「ワーアn」とか言ってないし、どのタイミングで
言ったらいいかが分からない! 大事な動作が3つもあるのでね!!
・有力なのは②③で「ワーアn」かな?
・早い/短いタイミングでは「イチ」とか「ワン」かな?
しかし、かなり有望な感触はある! 当たりかも。
とりあえず、「お尻/股関節・ヒット法」と仮の名前をつけておこう。(笑)
「お尻/ねじり・ヒット法」の方がいいかな?