ことの起こりは、さきほど書いた記事で
Cドライブ: XPの一式が入っているが、
アクティブなパーティションではないのだ!
マイクロソフト流な表示では、(ブート)ドライブ。
Eドライブ: データしか入っていないが、
こちらがアクティブなパーティションなのだ!
NTLDRや boot.ini がインストールされていた!
マイクロソフト流な表示では、(システム)ドライブ。
の状態になってEドライブ経由でCドライブのXPが起動されるように
なった時に、Eドライブにある boot.ini が
[boot loader]
timeout=1
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINDOWS="Microsoft Windows XP
Professional" /noexecute=optin /fastdetect
のように、
partition(2) と書いてあることだ。
これは、Eドライブでなく先頭にあるCドライブを指している。なぜか?
それは、BIOSがパーティションの順番をつける時に、
①基本領域に関してはアクティブ属性にも関係なく、実際のパーティションの
物理的位置とも関係なく、
単にMBRのパーティションテーブルのエントリ順に番号が付く。
②そして基本領域の次に論理領域が振られる。
というルールがあるからだ。
物理的にもMBRでも2番目のパーティションのEドライブは、
最初の基本領域なのでpartition(1)となる!
物理的にもMBRでも1番目のパーティションのCドライブは、
論理パーティションなので、基本パーティションのあと、
今回の場合ではEドライブのあとのpartition(2)となる!
ここで、ルールの文章は次のページから借用させていただきました。
簡潔にするために、一部文章を変更してます。
2002/04/06 「マルチブートの仕方(Windows中級編)」
http://www37.tok2.com/home/nobusan/multi_boot/windows2.html