γ-オリザノールは有効なのか? | KNのブログ

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こめ油特有の成分である、「γ-オリザノール」。

ちょっと調べてみました。

米糠の脂質に含有される、フェルラ酸とステロールとが縮合したエステル類の総称である。CAS登録番号は [11042-64-1]、無色~淡黄色の粉末。

米糠に特有の成分である。コレステロールの吸収を抑える作用、更年期障害などの不定愁訴に効用があるとして医薬品として用いられる。また、紫外線防止のために化粧品に用いられる。
(以上、ウィキペディア)

とか、

米油特有の栄養素で更年期障害、胃腸神経症などの改善に効果があるといわれています。

と言われている。


更年期障害に対しては、ホルモン様物質が効くようで、
胃腸神経症というのは物理的には(=器質的には)特に異常が無いが、本人が異常を訴えるというもので、「神経性胃炎」「慢性腸炎」「腹部不定愁訴症候群」などの診断名が使われてきたが、これは、消化管運動の機能異常という病態で、近年では「過敏性腸症候群」と呼ばれているようだ。ストレスや不安が大きな要因と考えられているようだ。

また、
米ぬか成分(フェルラ酸)が認知症予防に効果があることが分かってきたらしいが、
製品としての薬品の1包にフェルラ酸50mg~100mg含まれているようで、
「米ぬかにはフェルラ酸とステロールとが縮合したγオリザノールとして含有され、
体内で代謝され重量比で約1/3がフェルラ酸として吸収される。」とされているので
こめ油大さじ1杯(14g)にγ-オリザノールが200mgも含まれているとすると、
ちょっと多すぎるように思う。[今回のこめ油にはその位含まれている]


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自分には、コレステロールの吸収を抑える作用は特に要らないし、
ホルモン様物質も要らないし、認知症予防も(今のところ)要らない。
健康にいいとされているようだが、自分にはそうには思えない。
   γオリザノールは医薬品原料として広く製剤に利用されている。
大塚製薬製γオリザノール製剤ハイゼット細粒のパンフレットによると、その主な適応症は 頭痛、頭重、易疲労、肩こり、不眠、胃腸障害、めまい感、眼精疲労、四肢冷感などの自律神経失調による諸症状、胃腸神経症、咽喉頭神経症、起立性調節障害、更年期障害(頭痛、関節痛、肩こり、疲労感、倦怠感、熱感、逆上感、眩暈、耳鳴り、四肢しびれ感、腰痛)頭部、頚部損傷に伴う次の諸症状の改善(めまい、頭痛、頭重、四肢のしびれ、易疲労感、 頚部・腰・背・肩甲部の緊張感及び疼痛)
   なんて、何かうさんくさくないか?
     参考:「ハイゼット細粒20%」は高脂血症治療薬のようだ(メインがかな?)
これの摂りすぎが影響しているのだろうか?