Firefox の高速化にトライしてみた。
その結果、いろいろなことが分かった。(たぶん、こんな感じだろう)
1.Firefox の高速化に一番効果があるのは、アドオンの拡張機能を
できる限り減らすこと。(笑)
2.Firefox のカスタマイズにより、少しは高速化が出来る。
about:config 等で修正の設定を行う。但し、上級者向け。
・DISKキャッシュを、RAMDISKに持っていくだけでもかなり効果あり。
とりあえず、全1GB中の32MB(使用可能なのは28000KB位)にした。(推奨値は50000KB)
3.YouTube等の動画が埋め込まれているページを表示(厳密には、スクロールして
そのエリアを表示!)させたら、内部処理をしてかなりのCPUを食う。
(動画を再生していない状態でだ!)
Firefoxでは、2個・3個程度までに制限した方が良い。
3の参考:
I.E. :Firefox に比べて、かなりCPU負荷が低い。
chrome:ちょっと特殊な動きをする。アクティブなタブの動画はかなり
CPUを食うが、非アクティブなタブの動画はほとんどCPUを食わない。
(変な表現だが、動画を再生していない状態でだ)
・YouTube動画1個位なら、平均で+7(~10)%以下、
しかし3個あれば、+45%位になった実績あり
・動画の種類により、めちゃめちゃCPUを食う奴がいる
(Vimeo 1個で+45%位の実績あり)
動画を探している・いっぱい見たいなら、動画を含まないタブを
用意しておいて、google chrome を使うのがベストでは?
4.レンダリングエンジンの意味がちょっと分かってきた。
I.E. :Trident
Firefox:Gecko
chrome :WebKit
この3つのレンダリングエンジンが使える、もっと言うと、
タブ毎に指定したレンダリングエンジンでそのページを表示できる&
既に表示していたページを別のレンダリングエンジンで再表示できる
のが、Lunascape6.2 である。(そういう意味だったのだ!)

しかし、Lunascape6.2 は、Firefox(Gecko)モード?で使うと、
Firefox よりもCPU負荷+メモリ負荷がかかってしまうので、マイナス。
特に、YouTube等の動画が埋め込まれているページを表示させるとマイナス大。
google chrome(WebKit)モード?で使った場合も同様。(非アクティブ時の機能無し)
Lunascape6.2 の使い道は、
・I.E.6.0 しかない環境で、タブを使ったブラウジングをしたい
・I.E.が無い環境で、I.E.でしか表示できないページ(or機能)を使いたい
・3つのレンダリングエンジンで、ページの表示の違いをチェックしたい
・I.E.(Trident)のレンダリングエンジンで動画を見たい場合
の感じではないかな?
(蛇足)
YouTube等の動画が埋め込まれているページをTridentに切り替えて表示させたく
て動画を含むページのタブをI.E. のTrident に切り替えて表示できるアドオン
「IE Tab Plus (FF 3.6+) 」をFirefoxにインストールしたが、
I.E. そのものが6.0 だったためか、使えなかった!
5.中間点?での、仮の結論
Firefox(Gecko)
chrome (WebKit)
I.E. (Trident)
の3つを持っておいて、使い分けるのが良いのでは?! [最大同時2ソフトで]
これでかなり <すっきり> した!