GOOD JOB! 「虚偽記載」は存在しない | KNのブログ

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これはいい記事だ!

そもそも、政治資金収支報告書への虚偽記載は存在しなかった!


ポイントは、陸山会の銀行通帳には①陸山会代表の小沢一郎としての

預金と、②個人の小澤一郎としての預金が混在していること!

そして、銀行は、陸山会代表の小沢一郎には融資してくれないので、

個人の小澤一郎で融資を受ける必要があること。

そのため、陸山会の管理では、①と②の区別をして管理をしているのだ!


   2/3 「虚偽記載」は存在しない from ★阿修羅♪さん

   http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/440.html

(引用開始)

 陸山会の土地取得を巡る政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で、東京地検特捜部は今回、民主党・小沢一郎幹事長の関与立件を断念したもようですね。


 しかしマスコミは元秘書ら3名の容疑について、未だに「有罪視報道」を続けています。
 あの郷原信朗氏ですら「違反の事実は間違いない」と言っているのを聞いて、私はちょっと「ガッカリ」しました。


 私は自信を持って断言できますが、今回の容疑は完全に「シロ(不成立)」です。


 「違反はあったが形式犯で実害はない」とか「国会議員を逮捕するような案件ではない」と言う意見も多いのですが、事件を詳細に調べてみれば「形式犯ですらない」ことがはっきりします。
 明日、石川氏らが公判請求(起訴)処分を受けるのであれば、被告弁護人は、まず以下の事実を頭に叩き込んでから公判に臨んでもらいたいと思います。
 そうすれば、確実に「無罪判決」を勝ち取れるでしょう。


 まずマスコミは事実認識を完全に間違っています。
 彼らは政治資金収支報告書に一度も目を通していない…ということの証拠でしょう。
 毎日新聞から引用します。

【引用開始】
  これまでの特捜部の調べによると、石川議員は大久保秘書と共謀して04年10月、小沢氏から手持ち資金4億円を受領し東京都世田谷区の土地(代金約3億 5200万円)を購入したのに、04年分の陸山会の収支報告書に記載せず、池田元秘書は大久保秘書と共謀して07年4月、小沢氏に4億円を返済したのに 07年分の収支報告書に記載しなかったなどとされる。
【引用おわり】


 ここで重要なのは以下の命題です。

 『陸山会が世田谷区の土地を取得するにあたり、売買契約を交わして代金を支払った相手は誰か?』


 答えは「不動産業者」でしょうか?…ブーッ。正解は「個人としての小澤一郎氏」です。
 引用の記事では、陸山会が04年10月に土地を「購入」したとしていますが、まずこの認識が間違いなのです。


 この時、不動産業者から土地を購入したのは陸山会じゃありません。小澤一郎氏です。
 小沢氏は石川秘書(当時)に現金4億円を渡し、小沢氏名義で土地を購入させました。
 自分の金で自分名義の土地を購入したのですから陸山会は無関係です。
 石川氏は個人としての小沢氏が締結する契約と支払いを「代行」しただけであり、これを以て「陸山会が小沢氏から4億円を『借入』した」とする理解は誤りです。


 陸山会が4億円を「借入」したのは、小沢氏から土地の実質的所有権移転(登記はそのままで、私的契約によって権利を移転する)を受けるにあたり、その代金(購入代金と同額)を小沢氏に支払うためです。
 断じて、不動産業者に土地代金を支払うための「借入」ではありません。


 陸山会が小沢氏から資金を借りて小沢氏に代金を支払う…ここに実際の資金移動は発生しません。
 しかし帳簿(政治資金収支報告書)上では、収入欄に「借入」と支出欄に「支払い」を記載しなければなりません。
 陸山会の定期預金を担保に小沢氏個人が銀行から4億円の融資を受け、その4億円を陸山会が小沢氏から「借入」(04年10月)し、さらに陸山会が小沢氏に(土地権利)代金を「支払」った(05年1月)ことが、収支報告書にはキチンと記載されています。

 つまり、報告書には形式的にも不備がなく、虚偽記載はなかったということになります。


 以前私は、現金4億円が「一時立て替え金」であり、法的な記載義務はないのではないか…という主張をしていましたが、あれから色々と調べてみると、それは「一時立て替え金」ですらなかったことが明白になりました。


 陸山会の土地取引は、借入も支払いも「対小沢氏」であり、その収支は期日通り全て漏れなく報告書に記載されています。
 取引相手である小沢氏が、誰から何時、どのような資金で土地を買ったのか…ということについて、陸山会はぜんぜん預かり知らぬことであり、当然のことながら収支報告書に記載する必要はありません。


 陸山会は04年10月に小沢氏が自己資金で購入した土地を、05年1月に「取得」し、その代金は04年10月に小沢氏から「借入」した融資金の4億円を使って、05年1月、小沢氏に「支払い」したのです。
  この「借入」と「支払い」は実際の資金移動を伴いませんが、小沢氏が陸山会の定期預金を担保に銀行から4億円の融資を受けた時点で、陸山会側に「借入」が 発生し、小沢氏と陸山会が土地の所有権について確認書を交わした時点で「支払い」が発生したと看做すのが、商取引上の通例でしょう。
 ちなみに、融資金の4億円は07年まで陸山会の口座に残されていましたが、これは小沢氏の了承さえあれば法的になんら問題はありません。

(引用終了)


つまり、陸山会の帳簿上は、「銀行からの借入」が存在せず、すべて

「個人としての小澤一郎が銀行から借りたお金」を借り入れる形で処理

していたのだ。

個人としての小澤一郎からの借入金=銀行からの借入金だから、

個人としての小澤一郎に返済したら、同じ金額だけ銀行に返済する

手続きを陸山会のものが代行して、管理をシンプルにしていた。


だから、銀行から4億円の融資を受けたのは、土地購入代金を支払うため

ではなく、個人としての小澤一郎からの借入金を少しずつ返済していく

ためだった。


完璧に理解できていないかもしれないが、私は納得したぞ。