これって、
・原因不明
・製造工程には問題なし
ということだよね。
その他の「出荷、保管、接種など」で問題があるとは通常考えられないから、
きっとワクチンの内容そのものの問題だろう。(と普通の人なら考える)
それなのに、カナダ政府が言っているらしい
・特定のロット7Aに限られた問題
・ワクチンは安全で高い効果がある
なんて、どこから言えるんだ?
考えてもみろ、他のロットで同様に副反応が高く起こる可能性は
あるだろ? (一度起きたことは、二度起きる!)
同様の事態が起きる可能性が無いと証明出来なければ、だめでしょ?
それほど厳しい制約で臨むのが医療従事者の立場であり、科学者のはしくれの立場のはずです。
ましてや、カナダ政府がこう言っているから問題ない、なんて結論を出したら、最低だ。
GSKワクチン副反応の原因解明には至らず―厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000011-cbn-soci
(12月8日20時46分配信 医療介護CBニュース;最終更新:12月8日20時46分)
(引用開始)
GSKワクチン副反応の原因解明には至らず―厚労省
新型インフルワクチン副反応のカナダ調査結果を発表する厚労省の担当者(12月8日、厚労省内)
カナダで発生したグラクソ・スミスクライン(GSK)の新型インフルエンザワクチンによる副反応問題について現地調査を行った厚生労働省は12月8日、調査結果についての記者会見を開き、なぜ特定ロットで通常より高頻度にアナフィラキシーが発現したのか、現時点では原因解明には至っていないと発表した。厚労省はGSKと3700万人分のワクチンの輸入契約を締結しており、月内に開く薬事・食品衛生審議会の部会に詳細な調査結果を報告し、特例承認の可否の判断を求める。
厚労省がカナダに調査団を派遣したのは、特定のロット(7A)でアナフィラキシーの副反応が通常より高い頻度で発現したことを受け、カナダ政府がGSK に同ロットの使用差し控えを指導したのが発端。調査結果によると、カナダでの全新型インフルエンザワクチン(ロット7Aを除く)によるアナフィラキシーの発現は10万人当たり0.3―0.4人だったのに対し、ロット7Aでは3.4―3.5人と高かった。ロット7Aでの実際の発現数は7人だった。
また、調査団は、カナダ政府が▽ロット7Aに限られた問題▽ワクチンは安全で高い効果がある▽ロット7Aとアナフィラキシーの原因と関連付けられる問題は見つかっていない▽抗原やアジュバントが原因とは考えにくい―などと判断していることを、カナダ側から提供された解析データなどを基に確認した。厚労省医薬食品局審査管理課の宇津忍企画官は会見で、「カナダ政府は、工場の製造過程に問題がないことを確認したことから、それ以外の出荷、保管、接種など各段階で問題がなかったか調査を続ける」と語った。
(引用終了)