自分は打たないが、
インフルエンザワクチンの製造原価、卸価格をちょっと調べてみた。
卸価格とは、医療機関が購入する際の価格のことだ。
大人1回分当たり、
季節性のインフルエンザワクチンの場合で、
製造原価: 約350円、 卸価格: 約1000円
(メーカーが販売会社に出荷するときは、約600円だそうだ)
接種料金は平均で3000円位
参考:公費接種の場合の委託金額は3500円前後が相場
今回の豚インフルエンザの場合には、製造原価はよく分からないが
1mlバイアルで、卸価格は2936円 (=季節性ワクチンの約1.5倍)
大人1人分が0.5ml なので、1mlバイアルは2人分の価格だ。
接種料金は3600円
というのが分かった。
接種する医療機関では、注射器の用意や、使用済みの注射器の廃棄処分
もしないといけないので、ほとんどもうけは出ないそうだ。それに、
卸価格が季節性ワクチンの約1.5倍となっているのは何かおかしいと思う。
インフルエンザはやはりメーカー等にとってドル箱なのだろうか?