ボレーで「ラケットを立てる」についての誤解 | KNのブログ

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ボレーで「ラケットを立てる」についての誤解


きのうのボレーの動画を見ていて、ちょっと気になった。

そういえば、明確に「ラケットを立てる」の説明を聞いたことが無かった。
ネットで調べてみると、ボレーで「ラケットを立てる」とは
  ・ラケットセットで腕とラケットの角度(120度~100度位)を作り、
  ・ボレーのスイングでは、腕とラケットの角度をほぼ保つこと。
のようだ。


日本語の言葉の意味に引きずられて、
  -地面を基準にしてラケットが立っている状態と勘違い
  -ネットに対してラケットが垂直に近い方がいいかな?と勘違い
していたような気がする。
ラケットヘッドの向きや、日本語で言うところの”ラケットの立ち具合”
をいったん忘れて、腕とラケットの角度キープだけを気にしてみよう。


ミドルボレー以下の高さでは、
  斜めに立てたラケットヘッドを、
  ラケットヘッドがダウンして行って、フォワードスイング、
  つまり、横に倒して行く・横ぶりしていくようなスイングになる。


参考サイト:
 ACE~明治式テニス講座~(3)ボレー(酒井正利 佐藤誠悟)[明治大学スポーツWEB]
   http://www.meispo.net/news.php?news_id=1196
  ・バックボレーの時、右肘が少し上がってラケットが少し寝た状態から、
   フォワードスイングでラケットが少し起きながらダウンスイングの形になる

 今月のテーマ<ボレー> [NTT東京テニス部公式ホームページ]
   http://www.ne.jp/asahi/ntt-tokyo/tennis/lesson987.htm
  ・池上愛子さんも言われていますが、
   バックサイドに来た時の反応と動き、力の入れ具合を良くするには、
    「ボールが来るまでは、利き手(右手)をリラックスさせる為に
     左手でラケットを支える」
   ことが大事のようだ。
   バックボレーでは、構えが一旦リラックスというかリセット状態が必要なようだ。
   肩の力を抜いて上半身をリラックス、というのともつながる気がする。


2つのサイトから、最初の「ラケットセット」の動きが一緒であることに注目。
  ・・・まあ、そんなサイトを選んだんだけどね。


この動きは、蝶間林利男さんが指導されている
  「コーディネーショントレーニング テニス」DVD の中のボレーの基本
や、藤野俊幸さんの「テニス楽」の
  ベーシックシリーズ「ボレー・スマッシュ編」DVD/CD-R のボレーの感覚
とも一致する。


ボレーはシンプルなのが一番である。打ちたい球種により、打ち方が違うし、
色々な人が言っているように様々な打ち方(メソッド?)があるが、
これはかなり良いと思う。