フォアハンドストロークの、ラケットバックからラケットダウンの動き | KNのブログ

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ちょっと別のフォアハンドを試してみたら、フォアハンド全体のバランスが
少し狂ったので、フォアハンドをもう一度おさらい&見直してみた。
備忘録として書いておく。


0.ピボット&ショルダーターン直後の状態
  =横向きになって、ラケットを右胸の前&ちょい上に構えた状態
   左手は、半身になるor横向きになるまでラケットを持っておく方が、その後の動きがシンプルになる。

1.ラケットバック
   ベストタイミングは、ボールがバウンドするあたりで完了。
   ラケットバックが完了あるいはラケットダウンし始める位のタイミングで、
   ボールをバウンドさせると、スイングやねじりのエネルギーのロスが無い。
   ボールがバウンドする前に、すべての準備を完了させるとは、このことである。

   スモール・ループの方式が、万人向けだと思う。アガシのタイプもコンパクトでいい。

   ラケットバック1発で、胴体の右回旋およびねじりを完了させる。ラケットダウン
   から先は、これらを戻すだけのシンプルな動きになる。
   そうしないと、二度引きになり、パワーをロスする。
     ・ラケットダウンでわずかに体幹がねじられる、微調整の動きがあるかもしれない。
   理想は、左の肩甲骨が少し外転して前に出、右の肩甲骨が少し内転した状態。
   ただし、この状態でも右肘は脇腹の前にある。

2.ラケットダウン
   タイミングは、ラケットバックの所に書いたように、ボールがバウンドするタイミング
   に合わせる。

   腕の力を抜き気味にして、重力の力を利用してラケットダウン開始する。
   前腕を右に倒して、右隣の人にバトンを渡すような感じ。(がスモール・ループのイメージ)
     ・肘は自然に少し下がる

   ラケットダウンし始めたら、
     ①軸足で地面を蹴り始めて
     ②3種類の方式がある。打ちたいショット・身体の使い方により、使い分ける。
      (3つとも、スムーズなラケットダウンを促進する、重要な動作である)
      ア)前脚に weight transfer し始める  ・・・ スクエアや、セミオープンの場合
      イ)胸を回転し始める  ・・・ セミオープンや、オープンの場合
      ウ)軸足にぐっと体重をかけてぐぐっと沈んでいき、地面からの「ぐぐっと」
        くる反発力を受け止めてこらえる
     ③軸足で地面をぐいっと蹴る!
     ④骨盤を回転させてから、胴体を回転させる

   大事なのは、ラケットダウンの最中に、軸足を蹴り、骨盤を回転させ始めて、胴体を回転させ始めること。
   前腕が水平近くになる前後には、軸足を蹴り始めているはずだ。

   もし時間的な余裕が無ければ、ラケットダウンを省略して、
   ラケットバックでいきなり前腕が水平近くになる肢位にセットする。(リターン時や速いボールの対応)
     ・実際には、そのあと少しラケットダウンしてから、フォワードスイングする


3.フォワードスイング
   前腕が水平になるあたり、あるいはラケットダウンがもう少し進んで前腕が少し下向きに
   なったあたりから、フォワードスイングを始める。


3/16:重要な訂正追加。(上記本文そのものは未訂正)
・ラケットダウンは、フォワードスイングの一部と考えないと、まずいです!
 フォアハンドでは、ラケットダウンの途中までが区切りではおかしくなる。

・>ラケットダウンの最中に、軸足を蹴り、骨盤を回転させ始めて、胴体を
 >回転させ始めること。
 この順番が間違い。
 軸足を蹴ってから、フォワードスイング。(フォワードスイングの最初がラケットダウン)
 という感覚・イメージの方が、近いでしょう!

 訂正版は後日書きます。よろしく。