膝の抜きに関して、いい情報を見つけた。
「佐々木合気道研究所」さんのサイトから
研究論集(合気道の体をつくる)
http://sasaki-aiki.com/article2_index.php
【第87回】 抜き より
(引用開始)
合気が切れず、動きに段がつかないようにするには、膝を抜くことである。膝を抜くことによって重心が抜いた足に移動し、着地と同時にそこから地からの抗力がきて他方の足に伝えるので、スムーズに動くことができる。
膝を抜くと同時に股関節を抜き、重心を抜いた側にスライドさせる。これで、陰陽で動けばいいのである。この動き、歩の進め方は、所謂、「ナンバ」といわれるものである。抜く場合は息を腹(骨盤横隔膜)に入れなければならない(吸う)。息を吐くと抜けない。また、足の踵側に力が落ちるようになければならない。親指側(拇指球)に力を落とすと大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)と下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)が張って力が抜けない。もうひとつ大事なことは、体を決して捻らないことである。体(体幹と両肩)は面で、板のように使わなければならない。
5歳ぐらいまでの幼児は、この膝を抜き、股関節をスライドさせる「ナンバ」の歩き方をしている。歩くのがやっとという高齢者も「ナンバ」であるが、幼児との違いは、膝が抜けていないことと、股関節も抜けず、重心が軸足にスライドしていないことで、梯子が進むように体をゆすることになる。
(引用終了)
やはり、膝の抜きは股関節の抜きとセットなのだ!
そして、その後に(反対側の股関節で少し骨盤を押して)重心をスライドさせる。
これで着地と同時に、その足でしっかりと地面を蹴れるようになる。
股関節をゆるめないといけないので、抜く場合は息を腹(骨盤横隔膜)に入れなければならない(吸う)、足の踵側に力が落ちるようにしなければならない点も大事なポイントだ。
合気道や武術の知恵は参考になるものが多い。
「人の重心は、「仙骨」の2番目の前あたりにあり」と経験的に知っている。
面白そうなトピックは、
【第13回】 呼吸、息の使い方
【第73回】 腰から力がでる体づくり
【第77回】 骨盤底横隔膜と呼吸
【第84回】 腹は腹部ではない
【第122回】 中心から末端へ
【第135回】 足と腹を結ぶ
【第55回】 手刀 --- 肩が抜けて、手や腕が自由に動くようになってくる、のだそうだ
なるほど、(地面からもらった下半身の力を)丹田に力を集め、その力を
末端に伝えていくのだ。
そしてそれには、「足と腹(=丹田)・腰を結んで」いないといけないと言う。
なんとなく分かる気がする。
「佐々木合気道研究所」さんのサイトから
研究論集(合気道の体をつくる)
http://
【第87回】 抜き より
(引用開始)
合気が切れず、動きに段がつかないようにするには、膝を抜くことである。膝を抜くことによって重心が抜いた足に移動し、着地と同時にそこから地からの抗力がきて他方の足に伝えるので、スムーズに動くことができる。
膝を抜くと同時に股関節を抜き、重心を抜いた側にスライドさせる。これで、陰陽で動けばいいのである。この動き、歩の進め方は、所謂、「ナンバ」といわれるものである。抜く場合は息を腹(骨盤横隔膜)に入れなければならない(吸う)。息を吐くと抜けない。また、足の踵側に力が落ちるようになければならない。親指側(拇指球)に力を落とすと大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)と下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)が張って力が抜けない。もうひとつ大事なことは、体を決して捻らないことである。体(体幹と両肩)は面で、板のように使わなければならない。
5歳ぐらいまでの幼児は、この膝を抜き、股関節をスライドさせる「ナンバ」の歩き方をしている。歩くのがやっとという高齢者も「ナンバ」であるが、幼児との違いは、膝が抜けていないことと、股関節も抜けず、重心が軸足にスライドしていないことで、梯子が進むように体をゆすることになる。
(引用終了)
やはり、膝の抜きは股関節の抜きとセットなのだ!
そして、その後に(反対側の股関節で少し骨盤を押して)重心をスライドさせる。
これで着地と同時に、その足でしっかりと地面を蹴れるようになる。
股関節をゆるめないといけないので、抜く場合は息を腹(骨盤横隔膜)に入れなければならない(吸う)、足の踵側に力が落ちるようにしなければならない点も大事なポイントだ。
合気道や武術の知恵は参考になるものが多い。
「人の重心は、「仙骨」の2番目の前あたりにあり」と経験的に知っている。
面白そうなトピックは、
【第13回】 呼吸、息の使い方
【第73回】 腰から力がでる体づくり
【第77回】 骨盤底横隔膜と呼吸
【第84回】 腹は腹部ではない
【第122回】 中心から末端へ
【第135回】 足と腹を結ぶ
【第55回】 手刀 --- 肩が抜けて、手や腕が自由に動くようになってくる、のだそうだ
なるほど、(地面からもらった下半身の力を)丹田に力を集め、その力を
末端に伝えていくのだ。
そしてそれには、「足と腹(=丹田)・腰を結んで」いないといけないと言う。
なんとなく分かる気がする。