スマッシュでの、ピンぼけした指導の例+解決策 | KNのブログ

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スマッシュの形は分かっているが、うまく打てない人・ミスの多い人への
指導/アドバイスのケースで、ピンぼけした指導を見たことがあります。

ラケットダウンの時期が早い! という問題の現象の1つをとらえて、
「体が前に向いてから、ラケットダウンする」というアドバイスをしていました。
(これですっきり解決したでしょうか? →→ 少し改善された時もあるが、あまりうまく行かず)


「後ろの軸足で地面をけり、後ろの骨盤を前に回し始めてから、
 ラケットダウンする」


これで一発で、劇的に改善するはずです。
もし、後ろの骨盤を前に回すことが出来ない状況であれば、
その部分を、”胸を回し始めてから、ラケットダウンする”に置き換える。

これは、普通のスマッシュはもちろん、前に詰めていってしゃがみ込むようにして
打つスマッシュや、下がらされてジャンピングスマッシュを打たされる時にも
使えます。本質をとらえたものは、即効性があり、多くの状況で効果があります。


FYB(Fuzzy Yellow Balls)では何と言っているでしょうか?
Scissor Kick Overhead の項目で、少し触れています。
  Jumping off your back foot will allow you to scissor your legs in midair and rotate around completely.
 ・・・ ・・・
  As you push off your back foot, the racket then begins to drop down behind your head

通常のスマッシュの項目:Tennis Overhead Swing to Contact では、
  step forward into the court to get my weight into the shot, and then the tennis racket drops down behind my back like the racket drop position on a serve
惜しい! ”前に踏み込んでいく、そしてラケットドロップする”とだけ言っています。

(マイテニでは”(腕を)少しななめ前に上げて、力を抜いてから、投げる”と言って)
(いる点が参考になりますね・・・ こうすると、肩がスムーズに回りやすくなる!と。)


こういう指導者がいるとは、困ったものです。
指導者本人は、無意識に・自然に出来ているので気がつかないケースが多いかと思いますが、
ピンぼけ/本質からはずれている/間違っている アドバイスをしていて平気な、
無知な、orビジネス優先(or欲ボケ)の人たちには、早くこの業界から退場してもらいましょう。