ウィキペディア(Wikipedia)を見ていたら、面白いことが書いてあった。
「感情」の項目より
マグダ・アーノルドの説では、
①外界からの刺激に対して、まず危険であるか有益であるかを皮質下で無意識に判断し、
②次に皮質でどう行動するかを判断し、
③次に末梢の反応(交感神経の興奮、骨格筋の緊張など)を起こし、
④最後に皮質にてそれを意識的な感情として認識する
のだという。
この説は、強い感情を惹起する視覚刺激を短時間(30ms以下)呈示すると、
意識上は認識できない(サブリミナル効果参照)にも関わらず末梢では反応が見られるということなどからも支持される。
このような感情の仕組みは、生物として外界の変化に素早く反応するために適応的な反応であり、進化の過程で身につけたと考えられる。
------引用終わり。(読みやすくするために、丸数字を使用)
これって、実はすごいことを示唆していないか?
つまり、「感情(や思考)は、後から、意識にのぼってくる」のだ。