初動負荷理論って、普通では?! | KNのブログ

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「奇跡のトレーニング」(小山裕史著)をざくっと読んだ。

初動負荷理論ってどんなものか知らなかったが、その定義(1995年)として
  反射の起こるポジションへの身体変化及び、それに伴う重心位置変化等
  を利用し、主働筋の「弛緩-伸張-短縮」の一連動作を促進させると共に、
  その拮抗筋ならびに拮抗的に作用する筋の共縮を防ぎながら行う運動

とあった。

これって、古武術の重力による重心移動を利用した動きや、脱力のすすめを取り込んだだけで、特に理論というほどのものではないのでは?  (当時としては、進んでいた!)
そんな気がした。
   ※共縮とは、主働筋と拮抗筋の両方に力が入った状態のことである
   ※KN注:谷本道哉氏によると、初動負荷トレーニングは「負荷を軽く
    することで、脱力の感覚を養うことが大きなポイント」だそうです。


ただし、初動作ポジションについては参考になることを言っている。
  ・初動作ポジション=「タメ」を作ることなく、むしろ「タメの1つ手前」の
               反射の生まれる位置のこと
  ・垂直軸(or斜め軸)、最初の重心移動
  ・(肩の入れ替え等による)肩位置の変化で、足が勝手に自然に反射的に
   (前に)出る

これによると、先日の「左手の親指を立てて、右へ回る」という動きは、
”左肩が前に出るので、左足が勝手に前に出る”ということになる。
そんな感じもする。