お子さんのお約束に「カウントダウン」ではなく、「カウントアップ」を使う | プロスペール (児童発達支援サービス・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援)

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ご拝読ありがとうございます。

 

お子さんのお約束に「カウントダウン」を使うことがあります。

 

「10,9,8、・・・3,2,1,0」

 

と数をかずえていきます。

 

使う場面は、

約束の時間に、終わらせるためにします。

 

ただ、

大人の都合です。

 

お子さんを強制的に終了させる。

お子さんに有無を言わせない。

 

お子さんにとって、

「気持ちの良くない経験を作らせます」

 

「カウントダウン」を

多用していくと

お子さんは、

段々反発をするようになります。

 

時間に終わらないなら

と、

怒るような口調や

「しない場合、こうする」と脅す言葉を

言うようになります。

 

こうなれば、

お子さんは

「お約束を守らない経験」を積むことになります。

 

なので、

「カウントアップ」を使います。

 

やり方は、

「1,2,3,・・・」

とかずえていきます。

 

そうすることで、どうなるのか

 

「褒められる経験」を積めます。

 

「さあ、今日はどのくらいできるかな

 1,2,3,4・・・」

 

おこさんが行動して、終わった時

 

「できたね、今日は9でできたね」

 

と言えます。

 

次の時は、

「できたね、今日は8でできた、

 昨日より、できるようになった」

 

と、今日のできたことを褒められます。

 

コツとして、

お子さんの様子を観ながら

かずえる速さを途中で変えたりします。

 

「1,2~~、3~~、4~」

と、お子さんの様子に合わせてしていきます。

 

できるだけ、「昨日よりできた」ようにかずえます。

 

もちろん、

できない場合は、

「あ~、9だったね~、惜しかった。

  明日、がんばろ~ね」

 

という感じにします。

 

「出来なかった」

より

「惜しかった」

ようにします。

 

こうすることで、

お子さんの「やる気」を持たせるようにします。

 

「毎日ができる」ようにする

より

「やる気」を持たせるようにしていきます。

 

 

お子さんなので、

長い目で取り組むことが、コツです。