こんにちは!設計部のUTOです。
ここ最近、”カーボンニュートラル”というワードがあちらこちらで
訊かれるようになりました。
住宅業界も、脱炭素化住宅に向けて否が応でも対応しないと建築できないように
なっていくようです。また、住宅を購入してもローンの控除が受けられないという
事にもつながりますので要注意です
ここで、おさらいしておきましょう
一概に省エネ住宅といっても控除対象となる住宅の条件には認定基準が違うのです。
●省エネ基準適合住宅
断熱性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅です。
昨年の6月13日に改正建築物省エネ法が成立しまして、これまで床面積300㎡以上の住宅以外に求められていたんですが、なんとびっくり住宅にも求められることになったんです。
そして、今年の4月からフラット35を利用する際はこの基準に適合させないと利用できないということになったのです
●ZEH水準省エネ住宅
断熱性能等級5以上かつ一次エネルギー消費量等級6以上の性能を有する住宅です。
「あれ断熱性能等級って4が最高じゃなかったっけ
」ってお思いになられた皆様、そうなんです、実は昨年の改正で新たに等級5~等級7が新創設されたんですね~
●長期優良住宅(昨年10月に基準が改訂)
定義は『長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅』というものです。
一戸建ての場合、認定を受けるためには「劣化対策」「耐震性」「維持管理・更新の容易性」「省エネルギー性」「住居環境」「住戸面積」「維持保全計画」「災害配慮」という8つの項目に関する性能を満たさないといけません。
そして、昨年の10月に省エネ基準の引き上げが行われ、断熱性能等級5以上かつ一次エネルギー消費量等級6以上の性能を満たさないと認定されなくなりました。
以上が、控除対象の省エネ住宅の基準ですが、難しいですね~
何が何だかちんぷんかんぷん、という方は弊社で住宅を購入された際、基準について詳しく説明をさせていただきます
是非・・・