ステップワゴンSPADA RP6 KYBダンパー&ローダウンスプリング テスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

ステップワゴンSPADA RP6 テストしました。
 
 
 
今回のテスト車グレードは PLEMIUM LINE
タイヤサイズは 205/55R17 になります。
 
 
6代目となった HONDA ステップワゴン
 
先代からプラットフォームはキャリーオーバー
全長・全幅は拡大されて
全モデルが3ナンバー車となりました。
 
ホイールベースは同一ですが
トレッドは前後ともに+15mm拡大されています。
 
先代に比べてバネレートは前後ともに低い設定のようです。
 (実測ベースで Fr)20%down  Rr)10%down) 
 
とはいえ、、、
アジャイルハンドリングアシストの効果も相まって
当たりはソフトながらも
ロール量・ロールスピードは上手に制御されてますw
 
ステア操作に忠実でスムーズかつしなやかな旋回(^^)/
 
曲がる止まるの走りの安定感は先代に比べて
明らかにレベルアップしている印象ですね。。。
 
フロア剛性も上がっており高速操安性も良好!
 
 
初回テストなので、まずはいつもの通り
オリジナル状態のストロークデータ確認と純正品の採寸から。
 
 
 
 
そして各部のクリアランスや各構成パーツも確認
 
 
 
 
一連のデータ取りが全て終了してから
テスト品の装着確認です(^_^)v
 
 
今回のテストアイテムはフルコースw
 
『NEW SR MC』 & 『Lowfer Sports』
『L・H・S』 ローダウンスプリング
『Lowfer Sports PLUS』 Rear減衰力14段調整
 
 
 
ダンパーは先代と形状含めスペックはほぼ同様
バネはレート違いですが形状は同じなので
今回は全てRP1/3用のセットで確認してみます。
 
RP6も左右巻き方向が違います。。。
右側が通常と逆の左巻き、左側が右巻きです。
 
 
 
まずは 『NEW SR MC』 からスタート
 
 
 
 
 
バネレートとのマッチング的に違和感は無く
前後バランスも良く、旋回時・ブレーキング時の
安定した挙動はとても良い感触です(^_^)v
 
ギャップ通過後の挙動の収束も良く、
高速操安性も良好で心地良いハンドリングバランス!
 
全体のスタビリティはしっかり向上しながらも、
乗り味的にも問題無し
イメージ通りの 『NEW SR MC』 フィーリングです!
 
 
 
RP1/3用にて共用OKということで一件落着( ^o^)ノ
 
 
続いて 『Lowfer Sports』+ 『L・H・S』
 
 
 
 
フロント -26mm  /  リヤ -23mm
 
 
 
車高実績はRP3と同等 問題なしですねww
 
最低地上高はマフラー前席下部で128mmと適正レベル
バンプストローク面でもしっかり余裕あるのでオッケーです♪
 
↓↓↓ こちらがノーマル車高 ↓↓↓
 
 
 
走行フィーリングは、、、
旋回時・ブレーキング時の安定感はNEW SR MCより
だんぜん高いですw
 
ただしフロントバネレートがちょっと高すぎかな(^^;)
常時ビリビリ感があり、ロードノイズも大きめです。
 
路面の悪い大きな入力のあるところでは
フロントからの入力が全体に影響して
乗り心地悪く、質感はかなり落ちる内容です(@_@)
 
バネはRP6専用でつくり直した方が良さそうですね。。。
 
 
続いてリヤを 『Lowfer Sports PLUS』 に交換
 
 
 
まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当の
ポジションを確認します。
 
先代RP3ではダイヤル「7」でしたのでまずそこから確認
 
 
 
RP6でも同じく「7」でオッケーです(^_^)v
「6」「8」も試しましたが微妙に違いましたww
 
 
 
そして 『Lowfer Sports』 フィーリングの許容範囲を確認
その他のダイヤルポジションも見ておきます。
 
下はダイヤル「3」から上は「11」が
前後バランスの崩れない内容でした(^_^)v
こちらも結果的にはRP3と同様。
 
ただし今回の評価はRP1/3用LHSでのマッチングのため
RP6専用品で再度、ダイヤルの適正確認ですね。。。
 
 
 
ではRP6専用 『L・H・S』 完成後、再テストします!
 
今しばらくお待ちくださいませm(_ _)m