MAZDA 2 DJ5FS KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

 
MAZDA 2 DJ5FS テストしました。
 
 
 
今回のテスト車はクリーンディーゼル2WD(FF) 
グレード「XD PROACTIVE」
 
 
走り出し第一印象、、、当たりが柔らかく、
しなやかなフィーリングはガソリン車 DJLFS同様ですね(^^♪
 
ディーゼルはアイドリング、スタート時こそ若干うるさいのですが
いったん走り出してしまえば回転常用域が低い事と
ターボということもありガソリンより静粛性は高いですねww
 
またフロントはガソリン車比約90kg重量増のため、
良い意味でのどっしり感があります。
 
ステア操作に対する回頭性はやや劣るが
ぜんぜん問題なし。。。 
むしろこの重厚感が質感向上に一役買っている感じもします♪
 
あと、このクルマのトピックである新設計シート
 
今回は高速道路での長距離走行もあったので
高減衰ウレタン採用の威力は体感出来ましたよww
 
アンジュレーションの多い東名高速(旧)でも
座面のフィット感が良く、お尻が浮き上がる感覚も無く
安定感のある快適な乗り心地でした(^^♪
 
バケットタイプのホールド感の良さとはまたチョット違う
座面のフィット感とでも言いましょうか。。。
そんな心地良さががありましたね。
 
総じて、、、
ガソリン車より上質感は上回る乗り味でしょうか(^^♪
 
 
 
まずはオリジナル寸法のデータ取りからスタート
 
車高設定はガソリン車とピッタリ同じですねww
中身の細かな部分も特に変わりなし。
 
大きな違いはフロントのスプリングくらいです。
 
 
 
では試作品のテスト
 
毎度の2アイテム 前回同様です。
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』 
 
 
 
フロントはガソリン&ディーゼル2WD(FF)共用品
リヤはALLモデル共用品
 
 
まずは 『NEW SR MC』 からスタート
 
 
 
フロントは重量増が懸案だったのですが
不足感もなくステアレスポンス良く、収束性も問題ありません。
 
純正ダンパーもガソリン&ディーゼル共用品なので
ディーゼル主体でセッティングされていたのでしょうかね(^^♪
 
しなやかさががあり、手ごたえもリニア、
スムーズなストローク感で良いバランスになっていますww
 
 
 
リヤの収束性もしっかりしており問題なし。
 
ガソリン車と後ろの重量はかわらないのですが
重量配分の違いでしょうか???
いくぶん穏やかな雰囲気になっています(^^♪
 
今回も上質感とスポーティーが上手くミックスされた
フィーリングになってイメージ通りです!
 
 
 
続いて 『Lowfer Sports』 
 
今回スプリングはESPELIR SuperDownSusと
デミオ DJ5FS用の既存品 L・H・S を使用しますw
 
まずはESPELIRのセットから
 
 
ローダウンで低重心になったおかげで
レスポンスの良いステアフィール!
 
ディーゼルの重量増が気になりませんね(^^)v
 
 
 
リヤも突き上げの無いスムーズなストロークで
乗り心地も問題なしww
 
 
続いてL・H・Sのセット
あわよくば、このまま使えるかな・・・
 
 
デミオでは-28mmダウン実績に対し -31mm
バネレートは純正比105%の23.7N/mm
 
 
デミオ-26mmダウン実績に対し -34mm
バネレートは純正比102%の26.1N/mm
 
 
前後ともバネレートがやや不足気味なのと
車高が低いので残念ながら共用不可でした。。。(*´з`)
 
 
 
ということで、、 
MAZDA 2  DJ5FS クリーンディーゼル2WD
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』  無事確認終了
ダンパーはこれにて完成です!
 
 
 
次回のレポートは 『L・H・S』 のテストです。
専用設定でしっかりやっていきますww
 
発売まで今しばらくお待ちくださいませ(^^)/~~~