オデッセイHYBRID RC4 KYB ローダウンスプリング テスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

オデッセイHYBRID RC4
ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストしました。
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テスト車は 「Absolute EX Honda SENSING (7人乗り)」 です。。。
2016年2月に登場した「オデッセイ ハイブリッド」
2モーター方式の「スポーツハイブリッドi-MMD」 
低負荷で走れる高速クルージング時など、エンジンで走ったほうが高効率な場合以外は
基本モーター駆動のクルマ。。
街中の通常走行ではほとんどEV走行なので、
特有のシームレスで静粛性の高い上質な乗り味ですww
今回スプリング試作品はHYBRID専用設定
車高違いで、フロント3種類・リヤ5種類用意しました♪
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前後ともに左右で巻方向が異なるので、1台分で4品番になってしまいます。。。
車高の狙い目はフロント、リヤともに -25mm ダウンで設定しました。
だいぶ見慣れましたが、右側は左(逆)巻 
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作業に関してもちょっと違和感あり。。。(笑)
それではまず前後ともにイチオシSETを装着
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フロント -25mm  /  リヤ -25mm
車高ダウン量は狙い値通りの実績なのですが、、、
ノーマル車高が若干リヤ低めの設定ため、このダウン量だと前後ステップ高さが同じ。。。
パッと見、だいぶリヤ下がりなんですね。
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走りのフィーリングとしては
フロントは問題無いのですが、リヤは路面状況によりバンプタッチ感が気になる場面があります。
したがいまして、、リヤを少し上がる仕様に交換♪
フロント -26mm  /  リヤ -16mm
リヤ車高は狙い値より高めでありますが、俯瞰での前後バランスはバッチリ(^^)v
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フロントはダンパーとスプリングのマッチングも良く、
高速操安性も良くなり気持ち良いドライバビリティですww
リヤは最初のセットに比べてバンプタッチ感も緩和しており、 
収束性と乗り心地のバランスも良くなりました(^^♪
このクルマの特徴であるシームレスな加速、そして曲がる・止まるの安定感もさらに向上出来て、
イメージ通りのLowfer Sports KITクオリティです!
量産品仕様はこれにて決定
フロント: 車高 -26mm  バネレート= 25.2N/mm (ノーマル比 110%)
リヤ: 車高 -16mm  バネレート= 38.5N/mm (ノーマル比 107%)
こちらがノーマル車高↓↓↓
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オデッセイHYBRID STD & Absolute RC4
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 『Lowfer Sports KIT』 完成です~(^.^)/~~~