N-BOX JF4 (4WD) KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

サスペンション開発日記

KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

N-BOX JF4 (4WD) テストしました。
イメージ 1

2代目となった軽トールワゴン「N-BOX」
新しいプラットフォームの採用や、構成部品の約9割を見直すことで約80kgの軽量化を実現していることなど
「走り」に関係してくる部分が大きく変わっています(^^♪
あと、、先進安全運転システム「ホンダセンシング」が全車に標準採用されているのもトピックですね。。。
今回のテスト車はノーマルモデルの4WD グレード「L  Honda SENSING」です。
走り出し第一印象としては、、
静粛性が高くスムーズで落ち着いた乗り味♪ といったところでしょうか。
通常速度域での上質感は良いものの
速度域が上がっていくとどうしても挙動が大き目なのがトールワゴンの弱点
乗り心地の確保と操安性とのバランスということになりますが、
走り重視のオーナーさんとしてはもう少し、しっかり感が欲しいと思われるかも。。。
ダンパー交換で高速時の安定感をぜひとも向上させたいところですね(^^♪
ノーマルのフィーリング確認後は寸法関係のデータ取り
そして試作品の装着テストです。。。
今回も毎度の2アイテム
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』 
イメージ 2

ノーマル&カスタム共用の4WD専用品です。
まずは 『NEW SR MC』 からスタート
イメージ 3

フロントはステア応答が良く、タイヤと路面の関係が良く伝わってきます。
収束性も高くギャップ通過時でもステアリングのしっかり感が高いので安心感がありますねww
路面からの入力感も嫌みなく上手くまとまっている内容です(^^♪
イメージ 4

リヤはというと、、、 ちょっと固いですね。
ギャップ通過時の入力がダイレクトで 「バタンッ」 とした感じ・・・
スロースピード域の減衰力が高く出ていたためでしょう。 
後部座席の乗り心地はちょっと厳しいかな~(~_~;)
続いて 『Lowfer Sports』 
スプリングはエスペリア DownSusを使用します。
イメージ 5

フロントはNEW SR MC同様にステア応答と収束性のバランスが上手くまとまっています(^^)v
16mm短縮したケース長のおかげでストロークも確保
ローダウンでありながらもスムーズなステアフィールですww
イメージ 6

リヤはやはり固い、、、NEW SR MC以上に入力は強かったです・・・((+_+))
後部座席の乗り心地としては完全NGレベルでした。
ということで、、 
『NEW SR MC』 & 『Lowfer sports』  ともにリヤの減衰力を見直して再トライです。
次回 『L・H・S』 のテストと一緒に確認です。
今しばらくお待ちくださいませm(_ _)m