オデッセイ RC1 KYB ローダウンスプリング テスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

オデッセイ RC1  (スタンダードモデル 2WD-FF) 
ローダウンスプリング 『L・H・S』 テストしました。
ダンパーは前回テスト済み
『Lowfer Sports』 試作品との組合せでフィーリングチェックですww
スプリング試作品は毎度のとおり車高違いの3種類

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オデッセイは前後ともに左右で巻方向が異なります。
なんとなく違和感ありますね。。。(笑)
初回テストレポートでも触れましたが、
リヤの入力感が強くて後部座席は乗り心地があまりよろしくないのです。
そのあたりを上手くまとめられれば良いかな・・・ 
と考えて質感向上を狙える内容にしてみました(^^♪
車高の狙い目はフロント、リヤともに -25~30mm ダウン
バネレートはフロント107% リヤ 93%
通常パターンとは異なり、リヤはあえて下げて設定しました。。。
それではさっそく前後ともにイチオシSETを装着
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フロント -25mm  /  リヤ -20mm
数値的には全体的にやや高めではありますが見た目のバランスは良くてイメージ通りですね!
ダンパーのケース長短縮の効果で車高が下がっているにも関わらず、
しっかりストローク感があります。
車体のまとまり感と乗り心地良さのバランスは、
かなりポイント高いのではないかと思います(^^)v
やはり一番は、リヤを低めバネレート設定にしたのが大正解であったことですかね。。。 
ハンドリングバランスも良好で全体の収束性も問題なし。 
それでいて後部座席でも固くないww
いちおうリヤを少し下がる仕様を試してみます。。
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フロント -24mm  /  リヤ -27mm
車高実績としては問題ないのですが、SET1と比べると若干突き上げ感もあり
ビミョーな差ではありますが固さを感じる走行フィーリングなんですね。 
ということで結論としてはSET1を量産仕様にするのが正解でしょう。。。
量産品仕様はこれで決定です!
フロント: 車高 -25mm  バネレート= 34.9N/mm (ノーマル比 107%)
リヤ: 車高 -20mm  バネレート= 47.6N/mm (ノーマル比 93%)
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乗り心地が固い!
と感じているオーナーさんにはかなり満足してもらえる内容だと思います(^^♪
こちらがノーマル車高です↓↓↓
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オデッセイ RC1  (スタンダードモデル 2WD-FF) 
 『Lowfer Sports KIT』 完成です~(^.^)/~~~