デミオ DJ3AS KYBダンパーテスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

デミオ DJ3AS テストしました。
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前回に引き続き 1.3L ガソリンNA 4WD
スタンダードモデルの 「13C」 です。。。
全体的なフィーリングは2WDとほぼ同様ですね(^^)
やはりノーズの軽さから来る軽快なハンドリングバランスはガソリン車最大の特徴。。
ただ車高が2WDに対して実測値で Fr)+22mm / Rr)+12mm と高く、
ステア初期のバネ上挙動が速く感じて、コーナリング中もヨーイングを感じる場面もあったりします。
とは言っても運動性能は基本レベルの高いデミオでの話ですよ。。。(笑)
これまでのモデルの中では最もダンパー交換が効果的なイメージでしょうか(^^♪
ということでオリジナルの走行フィーリングチェックをして、、、
オリジナル寸法関係もチェック
特にリヤは4WDということでレイアウトやトーションビームの形状も違っているので
細かくチェックします。。。
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フルストローク時にトーションビームとフューエルホースが接触していたので
えぇっ~!?(+o+) と一瞬思いましたが、、、
ホースにまだ動きがあり圧着している訳ではないので問題なし(^^)
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普段はこういう状況までならないでしょ~。。。 っていう最悪の状態まで追い込んで確認しておくことが
ダンパー装着テストをやる上で重要な項目なんです(^^)v
おかげで各メーカーの造りの違いを垣間見たり、新たな発見もありますしね。。。
それでは今回用意した試作
4WDということで 『NEW SR SPECIAL』 1種類です。
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さっそく装着&フィーリングチェック
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全体の印象としても先日の2WDテストで感じた強い減衰感は無いですね(^^) 
収束性が向上してオリジナルで感じたヨーイングも解消されて安定感がグッと高まりました。
しっかり 『NEW SR SPECIAL』 ならではのクォリティになっています。
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リヤに関してはオリジナル自体が2WDに対して4WDは若干高めの設定。
そして今回の試作品が4WDベースで作っているためかマッチング的に違和感なしです。。。 
ということでダンパー仕様は問題無し。
『NEW SR SPECIAL』 完成です!
この次は ディーゼル 4WDの DJ5AS も確認しときます~(^^)v