SUBARU BRZ ZC6 KYB Extage テスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

SUBARU BRZ ZC6
KYB Extage テストしました。

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といっても、、
86 ZN6 で既にテスト済で量産仕様までセッティング済。
その製品で BRZ に装着・フィーリングチェックをしました(^^♪

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テスト車のグレードは「R」
タイヤが 205/55R16 サイズの ヨコハマ dB decibel E70


御存知の方も多いと思いますが、、
ざっくばらんに言うと 86 と BRZ では BRZ の方が若干「硬め」のスポーティセッティングになっています。

フロントスプリングレートは 7%程高く、、
ダンパー減衰力ではフロントは伸側圧側ともに若干アップ、
リヤは圧側は同等、伸側アップ 
とビミョーな割合で違っています。。。


86用 『Extage KIT』 は袖ヶ浦FRWでガッツリ走り込んでセッティングしたので
ハンドリングは言うことナシ。。。
ついでに乗り心地的にもなかなかよろしいセットでございます(^^)v


で、今回はハンドリングの確認というより車高ダウン時の寸法確認が主体。
もちろん一般道・高速道路での操縦安定性、乗り心地の確認も行います。


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オリジナルの寸法・ストローク関係を測定後 『Extage KIT』 を装着
まずはフィーリングチェックです。


第一印象、、
86の時とまったく同じフィーリング。。。 
なんかちょっとちがう?? とか思ったらどうしよう・・・ なんて心配はいらなかったみたい(^^♪

タイヤサイズが違うけど一般道走行レベルではさほど大きな違いはありませんね。


実はこの 『Extage KIT』
86ベースで言うと、バネレートはノーマル比で フロント100% / リヤ105% の設定です。
するとBRZに置き換えるとフロントバネレートはノーマル比 7%ダウンになるわけですね。。。

でも実際のフィーリングとしてはフロントバネレートが下がったことによる不足感等はまったく無し。
むしろ入力感が丸くなり質感と乗り心地面の向上の方が目立つかもしれません。

専用仕様のダンパー&スプリングのトータルセットアップなのでとにかく上手くまとまっています。


走行中の異音なども確認しつつ、、、

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ひと通り走り終わったらガレージに戻って車高、アライメントの測定
特に外装の寸法チェックも重要です。

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最終的な結果としては前後-15mm車高ダウン。

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ということで、

『Extage KIT』 BRZ ZC6 でもOKでーす(^.^)/~~~