年が明け2015年。
年末に入った数件の忘年会予約で何とか年を越せたのはつかの間。株式会Prositの厄年としか言いようのない1年がスタートした。
その災難は業務目的で車を2台用意したことが発端となったことは後からわかったことだった。
私たちは少し、浮かれていた。Lachelnも少ないながら常連さんが付いてくれていたことに。
常連さんの方々に支えられ、自転車操業ながら少しずつ売上があがってきていた。
今思うと本当に下らないことではあるがそのタイミングで車を2台新車で納車したのだ。
経営に無知な私たちは車購入に対し何の疑問も持たなかった。
「これでお店も宅配弁当もどんどん盛り上げよう!」
意気揚々と店舗営業、宅配弁当に勤しんでいる時悲劇は起きた。
納車2ヶ月目の朝、妹が一時停止不停止車と衝突。車が大破した。
相手は無免許だった。煮え切らない対応に痺れを切らし、偶然にも自動車保険特約で付いていた弁護士へ事故処理を依頼した。
しかし、状況は一向に好転せず、ただ時間だけが過ぎていった。
妹の事故3日後、材料仕入れで私が車を運転していた。
対向車が幅寄せした為避けた。
記憶はそこで途絶えている。気づくと自分の左腕からは大量の血が流れていた。痛みよりも先に目に飛び込んだ物はフロント部分が大破した自身の車だった。
納車した2台はめでたく新車シールが貼られたまま大破となった。
私が運転する車は自損事故扱いとなり保険給付はなし。
車2台分の自動車ローンだけが残ってしまった。
つづく