2015年は色々あった。災難続きだったが悪いことばかりではなかった。
福祉を志し、特に高齢福祉に関連する仕事がしたい。そう思っていた。起業し、資金繰りがどうにもならない時に始めたアルバイトも介護の夜勤だった。その仕事も自分のスキルアップを兼ねての仕事だった。
私が目指した資格、「ケアマネジャー」
介護の夜勤で履修過程をクリア。筆記試験を受ける。
例年の合格率は20%
「落ちたら自己破産」
経営なんて言葉しか知らない私は追い込まれていた。
高校受験にも失敗した私は初めて、心の底から勉強した。
こんなに勉強したのは初めてだった。どんな時も参考書を離さなかった。酒に酔っても、寝不足でもいつでも勉強した。
その甲斐あってか、筆記試験は見事に合格。晴れてケアマネジャーとして仕事ができる。・・・と思いきや、ケアマネジャーの筆記試験はあくまでもその後の研修を受ける為の試験だった。ケアマネジャーとは、筆記試験合格後、研修を受けた後に交付となる資格だったのだ。
筆記試験合格後の研修は80時間を超える長時間の内容だった。そして研修費用。参加費は60,000円以上。
はっきりいって高すぎる。経営状態が悪化している中での費用捻出は大変なものとなった。
研修費用を何とか工面し、長時間にわたる研修も受けた。やっとのことで資格取得が叶った。今ままで、特に何かを達成したこともなく生きてきたが、人生で初めて達成感を味わった瞬間だった。
ある日、弁当配達先で、ケアマネジャーの資格を取得した話をしたところ、是非うちで働いてほしいとの言葉をもらった。資格を取ってすぐのことで、驚きと戸惑いはあったがひとまずその言葉に感謝し、働かせてもらうこととなった。
つづく