今年の夏も非常に暑いです。
本日はN-WAGONカスタムにETC取り付けのご依頼を頂き、お客様のご自宅駐車場にてお取付けして参りました。
簡単な作業ではありますが、新車なので僅かな傷ひとつ付けずに作業しなければなりません。
今回もエンジンをかけずにETCを起動する事があるとの事で、イグニション電源ではなく、アクセサリー電源から取り出しを行います。
Nシリーズは全車アイドリングストップ機能が付いておりますので、接続出来るACC位置も限られてきます。
一番無難なのは、ナビ裏から取るのがいいでしょうか、しかし純正ナビが付いているNワゴンはパネルが非常に固く素手で外すのはまず無理です。工具を使用してしまえば、わずかながらオーディオパネル回りに傷や跡を付けてしまいますので、
今回はシガーソケット裏からACCの取り出しを行います、もちろんシガー裏ならアイドリングストップ中でも電圧安定しておりますので問題ありません。
まず、ピラーパネルを取り外します。サイドエアバッグ付きなので注意して下さい。
上部のピンは小さなマイナスドライバーなどで、車側のクリップの返しを押しながら外せば、ピラーパネルは外れます。
その後、アンテナを通します。
電源の取り出しは、シガーソケットは簡単に外れない仕組みなので、助手席の下へ潜り、シガーへ繋がる配線を探します。
ビニールテープを剥がすと赤色と黒色の2本線が見えます。そこに、検電テスターを当てて確認します。
赤色がACCです、黒がアースになります。
狭く作業しにくいですが、ニッパーで少しずつ配線をめくります。
そして被膜が剥けたら、導線を巻き付けてハンダで接合させます。
これをプラスとアース2本行います。
ETC本体はお客様のご希望でサイドブレーキ上のアンダーカバーに固定させて、あとは配線を繋げて、余った部分は目立ちにくい場所へまとめて、タイラップで固定して完成です。
写真が分かりにくいので、また同じ車種を作業する時にたくさん写真とってアップします。
作業時間1時間
工賃2160円
有り難う御座いました。