バッティングというのは本当に難しい… | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


こういう記事を読むとバッティングの難しさを感じます。
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ついに借金10…金本監督 怒りの円陣「9回2死満塁の気持ちで」(スポニチアネックス)


試合前のミーティングで相手先発・田口の直球を狙い、低めの変化球を捨てる方針を確認していた。だが…。先頭の上本は直球を2球連続で見逃し、内角低めのワンバウンドするスライダーで空振り三振。続く鳥谷は変化球で追い込まれ、外角高めのボール気味の直球に手を出して空振り三振に倒れた。覇気の見えない2人の三振に、金本監督の表情が変わった。

「初回のあの2人(上本、鳥谷)の三振を見たら、分かるでしょ。終盤になって、やっと点を取るというパターンが多いから。もう最初から、1打席目から9回2死満塁くらいの気持ちで全打席行け、と。そうしたら、ああいう三振も起きないでしょ。そういう意味、そういうこと(を円陣で言った)」

まだ試合が始まったばかりの2回表。その攻撃前に三塁側ベンチ前で円陣が組まれた。通常、打順が一巡した場合などに見られる光景が異例の速さで繰り広げられた。普段なら片岡打撃コーチが指示を与えるのだが、この日はそこも違った。指揮官自ら中央に立ち、怒りの形相で野手陣に厳しい言葉をまくし立てた。「気持ち」が見えなかったからだった。

「選手にも何とかしようという気持ちが無い、ということはないと思うけど、それをどれだけ出すか。どういう気持ちで打席に立ったら良い結果が出るのか、どういう気持ちで打席に入ったらチャンスで打てるのか。それを自分で探さないと。まあメンタルコントロールというかね」

決して、精神論ではない。メンタル面の準備不足と覇気の無さが歯がゆかった。体を鍛え、技を磨くだけでは足りないものがある。「心」の鍛錬も、試合に臨む上での重要な準備。その欠如を指摘し、改善を求めた。

だが…。意を決した指揮官の行動も結果には反映されなかった。打線は9安打を放ち、2、3、4、8回と得点圏に走者を進めた。ところが得点は3回2死一、三塁から福留の二塁適時内野安打で挙げた1点どまり。特に4回無死一、三塁の無得点が試合の流れを変えた。勝負所であと一本が出ず、11残塁。指揮官の指摘するメンタル面の弱さも、拙攻の一因を占めているに違いない。


どういう気持ちで打席に立ったら良い結果が出るのか、どういう気持ちで打席に入ったらチャンスで打てるのか。それを自分で探さないと。


これは選手によって違うわけですから…


バッティングというのは難しいですよね。


「1打席目から9回2死満塁くらいの気持ちで全打席行け!」


こういうのがハマる選手と、こういうのがハマらない選手がいるということです。


しかも…


こういう精神状態で入れたから打てたのか…


たまたまタイミングが合って打てたのか…


この違いも分かり難い…。


確かに追い込まれた状況に強い選手というのは魅力的です。


でも、


開き直って打席に立った方が打てる選手も結構います。


例えば…


今はとんでもなく打つヤクルトの山田哲人選手。


彼ですら、プロ入り後2年間で打ったヒットの数は11本。


チャンスはもらえる。でも生かせない。結果が出ない。


その当時のことを思い返して「しんどかった」と言っていました。


必死だったと思いますよ。


でも、


必死に打席に立ってもどうすることもできない壁みたいなものがあるんじゃないでしょうか。


食らいつくだけでいいのであれば…


それで「気持ちは見えた」と言ってもらえるのであれば、案外ラクです。


でも、実際はヒットを打ってこそですからね。


これはやっぱり難しいように思います。


で…


これは僕が昔の敦賀気比高校の選手によく言ったんですけど…


アウトのなり方に良い悪いはない!


ということです。


アウトはアウト。


空振り三振も…


見逃し三振も…


内野ゴロも…


外野フライも…


アウトはアウト。


だからヒットを打ちに行きなさい。


こういう話をよくしました。


本当のことを言うと…


アウトのなり方に良い悪いはあるんですよ。


ボール球を振って空振り三振なんてイラッとします。


見逃し三振なんてもっとイラッとします。


同じ内野ゴロなら進塁打を打ってこいって思います。


けど…


そういうのを求めると振れなくなる選手がたくさんいたんですよね。


だから、そうじゃなくて…


打てると思ったボールを打ちに行く!そこがスタートだろ!


っていう話をよくしました。


その打てる思って打ちに行ったボールがボール球なんだったら、ボールを見極める技術がないということ。


だから、ボールの呼び込み方を変える必要がある。


要は、それがその選手の課題なわけですから、その課題を一所懸命克服すればいいんですよね。


まあ、結局何が言いたいのかというと…


打席の中でピッチャーが投げてくるボール以外のものと戦っている選手は厳しいんじゃないかということです。


まあ、そうならないためにいろんな技術を身につけておくことが大事なんですが…


そもそも振れない選手、打ちにいけない選手に未来はないですよね。


だから、


思い切って打ちにいけるようにしてあげて欲しいなと思います。


まあ、参考まで。


では、また。



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