《指導者がやるべき事》と《選手が目指すべき事》 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


今日は朝から母校が神宮大会の準決勝に勝利して決勝進出。


まだまだ課題はあるチームだとは思いますが嬉しいですね。


まあ、その話は置いといて、


今日は動画を紹介します。


あの朝原宣治氏が15歳の少年に指導をしている動画なんです。


で、ちょっと簡単に説明すると・・・


15歳の選手がスランプに陥ってるんですよ。


どれぐらいスランプかというと・・・


100mを10.78秒で走ってから9ヶ月間、記録が縮まらなかったそうです。


ただ、彼が所属する陸上部には指導者がいないのでタイムが縮まらない原因が誰にも分からないんですね。


本人も周りも何も分からないわけです。


要するに具体的な課題が分からない事が課題なわけです。


で、


朝原氏はその15歳の選手を指導しに行くわけです。


そこでまず朝原氏が少年に確認します。


「いつもどういう練習をしてるの?」


って。


すると少年が・・・


「普通に30m・60m・80mを走るとかぐらいです。」


それを聞いて朝原氏は「非常にシンプルな練習やね」と。


でも本音は・・・


モチベーションを保つのとかスランプにとかになったら大変だったんだろうなっていうのは想像できますね。練習のパターンを聞いててもすごく少ないですし、体を作っていくプログラムもかなり少ないので、これからそういうのをやっていけば面白いなと思います。


と。


これ、どうです?


多くの野球チームでもこういう事って起こってますよね。


で、


朝原氏がその少年に何種類かのメニューを与えるんです。


それがなかなか難しそうなんですね。


で、


ここからが大事なんですけど・・・


さすがは15歳で100mを10秒台で走る選手ですね。その難しい動きを少年はすぐに出来てしまうんですよ。


それを見た朝原氏は少年について、


「勘がいいというか・・・。自分が思っている感覚を、こんな風に動かしてみましょうってなった時に的を射た事をちゃんと出来る選手だなと感じました。」


って評するんですね。


で、


僕は、野球選手もこれが大事だと思うんですよ。


パッと見せられた動きをすぐに自分の体で表現できる。


これですよね。


僕が小学生を指導する時に最も大切にしてるのが、これです。


体を自由に扱えるようになってこそ可能性が生まれると思ってるわけです。


それが出来ない選手に何を言っても選手が辛い思いをするだけですよね。


なので、


僕が小学生を指導する時に指導者として心掛けている事は・・・


いろんな動きを経験させる事です。


で、選手が目指すべき事は・・・


1つの動きを見れば、その動きが出来る体を手に入れる事です。


今は逆立ちですね。


この1年は逆立ちに挑戦しているんですが、そろそろ逆立ちで歩けそうな選手も出てきました。


あとは、


たった状態からブリッジとか・・・


前に回ってブリッジ。


後ろに反り返ってブリッジ。


まあ、この辺は簡単ですね。


子供はすぐに出来るようになります。


まあ、言い出すとキリがないんです。


キリがないほどの動きをさせるわけですから。


でも、


やっていると面白いものでしてね・・・


その動きを見れば、その動きが出来るようになるんですよ。


なので、


小学生のうちにそういう事もやっておけばいいのになって思います。


まあ、


僕の話は置いといて、朝原氏の指導をご覧下さい。








まあ、参考まで。


では、また。



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