指導させていただいてる学童野球チームが惨敗スタート! | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


惨敗スタートです^^;


何が?


はい、


指導させていただいている学童野球チームが、


です。


そんな負け犬が吠えるのはどうかと思いますが・・・


今日は僕の考えを吠えさせていただきます。


どうぞ、負け犬の遠吠えだと思ってお聞き下さい^^


実は、


僕が教えさせていただいている学年は、なかなか粒ぞろいのチームです。


僕が客観的に見ても、高校で甲子園に出れるような学校を狙える選手が半数以上。


まあ、楽しみな選手たちなんです。


で、


今年は、まず他の指導者の方たちと約束をしました。


その約束は6つです。


1)大きい声を出さない


2)大きい声で選手の名前を呼ばない


3)ボールボーイ、ランナーコーチなどを忘れてしまっても大きい声で怒らない。そもそもそれは指導者も含めてみんなが忘れてしまったというチームの責任だから、子供にも気付かせてあげる。


4)ただただ、試合で起こる事を受け止める


5)自分の息子を気にしない。息子としゃべらない!


6)指導者の仕事は選手に勇気を与える事、のみ!



これにはワケがあります。


要は、


僕はこの1年で選手の中にある恐怖心を取り除きたいわけです。


負けたらどうしよう。


ストライクが入らへんかったらどうしよう。


打てなかったらどうしよう。


エラーしたらどうしよう。


っていう感情。


これは野球選手ですから、どうしても持ってしまうものです。


でも、


そんなものは捨ててしまって、この1年で野球の試合に対してワクワクできるように!


そんな選手になって欲しいなと思ったのです。


まあ、ドキドキは高校生になったらナンボでも経験できますからね。


とにかく今はワクワクを。


そのためには指導者が変わらなければいけません。


なので、


指導者と約束をし、選手と約束をしたわけです。


安心して、最高のプレーをしようとして下さい。


と。


で、今年はじめての試合。


去年までのウチのチームはベンチで大人が指示を出し、大人が選手に気付かせ、大人の声で勝ってきたのです。


ランナーコーチもそう。


回るのか、止めるのか。


指導者が必死に声を出していました。


どこに投げるのかもそう。


ファーストや!


セカンドや!


サードや!


ホームや!


全て指導者の声を聞いて選手は判断していたのです。


ところが、


今年は声を出しません。


まあ、野球人ですから、出てしまう事はあるかもしれませんが・・・^^;


とにかく我慢するのです。


すると、


先日の試合で面白い事が分かりました。


キャッチャーです。


その前に・・・


ウチのキャッチャーは素晴らしい選手でしてね。


僕が見ていてもホレボレする選手なんですよ。


この子には可能性があるっていうのをドンドン感じるんです。


野球ノートにしてもそう。


指導者が伝えた事をしっかり頭に入れて、ノートに書き、やってみて、感じた事をコチラに伝える。


こんな小学生はいません。


それほど素晴らしい選手なわけです。


もちろん、


選手としての能力も素晴らしいんです。


脚も速く、肩も強く、リーダーシップもある。


バッティングが課題ですが、近い将来、敦賀気比高校でキャプテンになり、キャッチャーをして欲しいと心から思える選手なわけです。


ところが、この前の試合。


バッテリーミスが続出しました。


パスボール、ワイルドピッチなどなど・・・


挙げ句の果てに、


盗塁に気づかない。


Jチームの時からバンバン盗塁を刺してきた彼が、その日は盗塁にすら気づかなかった・・・


その時に、


僕がやろうとしている事は間違いではない事を確信しました。


分かりますか?


要は、


今まで彼は指導者の「行った!(盗塁した!)」の声に反応して送球していたのです。


ところが、


僕たちは声を出しません。


キャッチャー自身がランナーを見ながら捕球しなければいけないのです。


これは、小学生にとっては高等技術なんでしょう。


だから、


他のキャッチャーを見ていると、走ってもいないのに腰を上げてしまう選手ばかりです。


でも、


僕はそんな事は許しません。


ストライクにしてもらわなければ困るわけです。


でも、


盗塁なら腰を上げて投げてもらわなければいけません。


それを自分で見て、自分で判断し、自分で行動できるようになって、やっとキャッチャーです。


大人の声で動いているようでは全く使い物にならないのです。


で、


いつもは素晴らしいプレーをしてくれる彼も、試合の中で処理しなければいけない事が一気に増えたのです。


すると・・・


ワイルドピッチ。


パスボール。


これのオンパレード。


ランナーを見ながら捕る。


これが出来ないんですよ。


結局、


それが原因で負けたわけです。


でもね、


僕にとってはこの気づきはありがたかった。


僕は、このキャッチャーは古田選手のようになると思っていますからね。


負けたのに嬉しかったんですよ^^


この敗戦から、ウチのキャッチャーがどうなっていくのか。


楽しみで仕方ありません。


まあ、


1年やそこらでどうにかなる事かは分かりません。


けど・・・


彼は賢いから何かを感じてくれたと思います。


惨敗でしたけど、成長が期待できそうです。


あっ、負け犬の遠吠えですよ!


けど・・・


選手に全ての指示を出して甘やかしているチームがあるとしたら、勇気を持って止めてみるのも良いかもしれませんよ。


負けますけどね^^;


まあ、参考まで。


では、また。



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