ベースボールバイブルの東です。
同じものを見ているのに、見えているものが違う事って多々ありますよね。
例えば、この絵を見た事はありませんか？
さて、あなたには何が見えるでしょうか？
若い女性が見えていますか？
それとも・・・
老婆が見えていますか？
一方では、
「は？老婆？若い女性やろ！」
という意見と、
もう一方では、
「は？若い女性？老婆やろ！」
なんていう声が聞こえてきそうですね。
こういう事が現実の世界で起きている。
だから、
コミュニケーションが上手くとれないのではないでしょうか。
では、
この赤色で書かれた部分は何に見えていますか？
輪郭でしょうか？
それとも、
鼻でしょうか？
では、
次の赤色の部分は何に見えていますか？
ネックレスでしょうか？
それとも、
口でしょうか？
では、
次の赤色は老婆の横顔だと思って見て下さい！
まあ、
もうお分かりだと思いますが、この絵には２つの絵が隠されているんですね。
ところが、これが面白くて・・・
同時に２つを認識する事はできないんですよ。
ただ、
焦点を変える事ができれば２つの絵が見えるわけですね。
僕は、
指導者っていうのは、この焦点を変える能力が必要だと思うんですよね。
要は、
どれだけの見方が出来るか？
っていう事です。
そして、
いろんな見え方がある事を理解しておくべきでしょう。
ある人には短所に見える事も、焦点を変えれば長所に見える。
そんな事は多々あります。
逆に、
ある人には長所に見える事も、焦点を変えれば短所に見える。
そんな事だらけです。
でも、
１つの絵だけしか見えてないから・・・
いろんな見え方がある事に気付いてないから・・・
コミュニケーションがとれないわけです。
で、
なぜだか自分が正解だと思ってしまうんですよね。
いやいや、どっちも正解。
あとは、
選手が何を選択するかなんですよね。
ところが・・・
１つの意見しか持ってないのに自分が正解なんだと胸を張る人が多いでしょう？
見てたら痛々しいですよね。
「いやいや、あんたが言ってる事はごもっともなんやで。ただ、別の見方もあるんよ！」
っていう話なんですよ。
ところが、
あいつは間違ってて、オレが正解！
って、
正解探しの旅に出てしまっているわけです＾＾
まあ、
よ～く覚えておいて欲しいんですけど・・・
いろんな見方やいろんな見え方があるっていう事です。
注意して下さい。
まあ、参考まで。
では、また。
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