帝京高校の前田監督の逸話とは? | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


高校野球ドットコムのサイトに
帝京高校のコラムがありました。


これは面白いですので、
ぜひ、ご覧になって下さい。
↓↓↓
【野球部訪問】第86回 帝京高等学校(東京)(高校野球ドットコム)


ここに書かれている前田監督の
言葉を読んでみて下さい。


「生徒たちには『おまえたちの体ができるのを待っている。今の体では勝負にならない』と、この冬は体を大きくするように言っています。秋の大会後に体重を測ったんですが、年内中に3キロ増やすことをノルマにしています。やはりこの時期に体を作らないと駄目ですから。1人でも達成できなかったら正月も休みなしにすると言ってあります。当然、ただ太るんじゃなくて、筋肉量を増やすということですね。そこからパワーやスピードというものが出てくるんだと思います。筋肉は俗に言う、マグロの筋肉とヒラメの筋肉があります。持久力と瞬発力、両方を持ち合わせた筋肉を作るということが一番の理想ですね」


おそらく・・・、


おそらくですよ。


高校野球で、この前田監督ほど
体が武器だと思っている監督は
いないと思うんですよね。


というのも・・・


ちょっと面白い逸話があるので
紹介しますね。


ーーーーー


ある日、ある学校で練習試合が
行われていました。


3チームでの練習試合。


変則ダブルってやつですね。


その日の一試合目は帝京高校が
試合をしていたそうです。


二試合目は帝京高校は休憩です。


その二試合目に、あの前田監督が
信じられない事を言ったそうです。


その休憩室で、僕の知り合いの
整体師の先生が自チームの故障
した選手の治療をしていました。


彼は治療をしながら、二試合目の
試合の行方を見ていたそうです。


見ていると、相手のチームに
190センチぐらいの超大型選手が
いたんですって。


体だけ見たら、
超一流のプロ野球選手のような選手。


ただ、ひどかったそうです^^;


野球センスはゼロ。


鈍臭い。


全くセンスのない選手だったそうです。


そんな選手を見て、僕の知り合いの
整体師の先生は思っていたそうです。


あれは使いもんにならんな・・・


って。


言葉は悪いですが、
それほど下手くそだったそうです。


ところが!


そこで、あの前田監督は
信じられない事を言ったそうです。


「あの選手、欲しいなぁ~。」


って。


「まさか!」だったそうです^^;


だって、


本当にセンスがない選手だった
らしいんですよね。


鈍臭いっていう選手なんですって。


それでも、


「あの選手いいわぁ~」


を、連発していたそうです。


ーーーーー


これ、僕らの間では逸話です^^;


でもね、最近、


前田監督が言わんとしてる事が
分かるような気がしてきました。


それほど武器なんですよね。


体って。


それが、


この一言に表れてますよね。


『おまえたちの体ができるのを待っている。今の体では勝負にならない』


勝負にならないんですよ。


体がないと。


どれだけセンスがあって、


すばしっこくて、


キレイでも・・・


話になりません。


体がないとね。


よろしければ高校野球でも
見に行ってみて下さい。


い~っぱい、いますよ^^


センスだけで野球をやってる子。


センスはあるけど・・・


みたいな子ですね。


この手の選手は、たちが悪い。


いや、


本当に、たちが悪いんですよ^^


この手の選手は絶対に言うんです。


もう絶対に言う言葉があります。


「もうちょっとデカかったらプロに行けた。」


まあ、恥さらしですけどね^^


そんな事を言ってる暇があったら、
デカくなるべきですからね。


それも練習なんですから。


それもっていうか・・・


それが野球人としての務め。


ですからね。


なので、


終わってから
グダグダ言うんじゃなくて・・・


今、やろう!


と。


デカくなるための練習を!


ぜひ、


戦える体を手に入れて下さい。


期待しています。