こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
いきなりですが・・・
気持ち良くスイングしてますか？＾＾
日本でよく言われるようですが・・・
あっ、もちろん、
僕もよく言われたんですが・・・
「体が小さい選手はスイングを小さく！」
ってね＾＾
「フルスイングはいらない。」
と。
「いやらしい選手になれ！」
と。
「ゴロを打て！」
と。
指導者たちの、そういう教えを
胸に20年ほど頑張ってきました＾＾
言葉は悪いかもしれませんが・・・
言ってみれば、
洗脳されてたんですね。
小さい選手は思い切り振ってはいけないんだ。
小さい選手は三振してはいけないんだ。
小さい選手はいやらしくならないといけないんだ。
って。
そうやって、いやらしい選手を
目指してやってきました。
そして、
今、
自分の野球人生を振り返ってみると・・・
なんとかわいそうな
野球人生であったのかと。
思い切りプレーする事を
止められたわけですから。
僕の脳には、
リミッターがついています。
まあ、
良いか悪いかは分かりません。
確かに・・・
そういう選手も必要なんでしょう。
でも、僕は、野球をやっていて、
気持ち良いなんて感じた事はなかった。
そこで・・・
ちょっと面白い話をしましょう。
僕は小学校の時、
素晴らしい選手でした＾＾
自分で言うのもなんですが・・・
素晴らしい選手だったんで、
仕方ありません＾＾；
周りから、
「あの子は天才なんじゃないか？」
と言われるほど守備も上手かった。
エラーなんてした事もない。
バッティングも力はなかったけど、
空振りなんてした事もない。
野球センスの塊のような選手でした。
本当に素晴らしい選手でした。
今、子供たちと野球をしますが、
誰を見ても僕より上手い選手は
いませんね。
小学校の時点では＾＾
でね、
実は、僕と同じ少年野球チームに
一人の野球選手がいました。
その選手はムチャクチャな選手でした＾＾；
当時、近鉄にブライアントという
選手がいたんですが・・・
あっ、
ブライアントを知らない？
すみません。
こんな選手です。
で、
本当に、ブライアントのような
スイングをする小学生。
空振りか。
ホームランか。
そんな選手でした。
彼を見ながら、小学生ながらに
思ってたんです。
「ムチャクチャな選手やな・・・」
と。
でも、どこかで、
羨ましくも思っていました。
だって、
遠くに飛んでいく打球が、
気持ち良さそうだったんで・・・
でも、
間違いなく僕の方が上手かった。
それは誰の目にも明らかでした。
ところが十数年後、
面白い事がおきました。
なんと、
そんな彼が、
プロ野球選手になったのです。
しかも、
なっただけではありません。
かなり活躍をしました。
年俸も１億円に届くか・・・
というところまで。
彼の活躍を見た時に、
なんとなく感じたわけです。
小学生で上手いってなんやねん！
と。
小学生って・・・
気持ち良くプレーする事が
最優先なんじゃないのか？
って。
ところが、日本では
小さい選手の気持ち良さを
奪う傾向にある。
そんな風に思います。
でも、
小さくてもスゴい選手って
いるんですよね。
メジャーにも。
ペドロイア選手って知ってます？
身長172センチ。
でも、公称ですからね。
おそらく170センチ未満。
それでも、
スゴいスイングをしますよ。
ちょっと見てみましょう。
スゴくないですか？
めっちゃ気持ち良さそうです＾＾
これでエエやん！
てね、思うわけです＾＾
あっ、
ついでに言っておくと・・・
このペドロイア選手。
小学生の時、バカにされてた
らしいんですよね。
野球がヘタクソで。
「ヘタクソ、ヘタクソ！」
って。
まさしく、どん底を知る男。
それがMLBでMVPを獲るほどの
選手になったわけです。
いわゆる世界一のプレーヤー。
身長170センチ程度の選手が、
世界一のプレーヤーになれる。
そんな現実があるわけです。
その秘訣があるとすれば・・・
気持ち良く！
なんじゃないのかな・・・
って、思うわけです。
なので、
小学生なんかは、下の動画を
どんどん見て欲しいですね。
これです。
気持ち良さそうでしょ＾＾
気持ちいいもんなんですよ。
バッティングってね。
多分。
僕は、気持ち良さを
知りませんけど・・・＾＾；
まあ、
リミッターを外すというか、
リミッターを作らない。
それも、
指導者の大事な役目だと・・・
僕は思いますけどね。