こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。
先日、あるチームの練習を
見学に行ってきました。
どうやら、その日は主将がお休み。
で、
副主将がアップを
任されていたようです。
順調にアップが進んでいきます。
そして、
もも上げの時に事件が起こったんです。
副主将が言いました。
「もも上げ!13回行きます!」
と。
すると、
周りの選手たちは、
「???」
と。
おかしな空気になりました。
そして、
一人の選手が突っ込んだんです。
「なんで13回やねん!^^」
と。
すると、
周りの選手たちも笑いました。
「ホンマやで!13回って・・・^^」
と。
まあ、
こういうメニューって、
だいたい偶数ですよね。
10回ぐらいですか。
こういうのが一般的です。
ですから、周りの選手たちが
突っ込むのも分かる気がします。
でも、
副主将は、全く顔色を変えずに
選手たちに言い放ったんです。
「盗塁の歩数が13歩だから。」
って。
すると、周りの選手たちは
妙に納得していました。
ここに選手の意識の差を感じたんです。
野球に結びつけようとしている選手。
と。
ただ単純にアップをこなしている選手。
この差。
大きくないですか?
そして、
監督さんに聞いてみたんです。
「副主将の、あの選手は、良い選手なんじゃないですか?」
と。
すると、
監督さんは言いました。
「ええ。彼は非常に頭の良い選手です。きっとプロ野球選手になるんじゃないでしょうか。」
と。
もも上げが10回か13回か。
まあ、小さな事です。
聞く人が聞くと、
どうでもいい話です^^;
けど、
そんな小さな事にこだわる
選手って、良い選手になる
ような気がします。
ちょっと感心したので
紹介してみました。
おしまい。