野球少年を持つ全ての親御さんへ。 | ベースボールバイブル
こんにちは。
ベースボールバイブルの東です。


今回は、ちょっと昔話を・・・


僕の。


えっ?


興味ない?


まあまあ。


そう言わずに聞いて下さい。


では、行きます。


僕は、


小学一年生で野球を始めました。


という事になっていますが、
実は保育園の頃からやってます。


というのも、


父が大の野球好き。


その影響を受け、気付いた時には
野球をやっていました。


私の父親は、かなりのスパルタ
でしてね。。。


今でも家族で集まると、昔話は
スパルタ話ばかりです。


自分たちが、どれほど辛い目に
あってきたのか。


それを聞いて、今では、
父は丸くなっています。


まあ、


本当に厳しかったんです。


でも、


恨んではいません。


野球に出会えたんですから。


今は、こう考えられるように
なりました。


でもね~。


当時はねぇ。


本当に怖かった・・・


山に捨てられた事もあります。


弟と二人で。


しかも、夜。


真っ暗な山に捨てられた。


そして、


二人で手をつないで
猛ダッシュで山を下ったんです。


なぜ、猛ダッシュ?


そりゃあ、怖かったから。


でも、


それだけじゃありません。


野犬。


野犬に追いかけられた・・・


そりゃ逃げますよね。


猛ダッシュで。


ん?


でも、


こんな経験をしたから
今でも兄弟仲良いですかね(笑)


そこまで計算してたとしたら・・・


親父、すごいな・・・


まあ、


そんな父親が最も怒る時が
ありました。


それは試合が終わった時。


小学生の時、
試合でヒットが打てなかった。


すると、帰りの車の中で
説教が始まります。


延々と1時間以上。


ずっと説教です。


だから、


僕たち兄弟は、
試合後に争います。


どっちが助手席に座るか・・・


助手席に座ると、もう最後。


絶好の標的ですからね。


車に乗っている間、
ずっと説教されるわけです。


今にも殴りかかりそうな勢いで・・・


もう、恐怖の時間です。


しかも、


僕、


小学生の時、ヒットを打った
記憶なんてありません。


唯一、一本だけ。


一本しか記憶がない・・・


という事は、


ほぼ毎試合、怒られていた。


辛かったですねぇ。


でも、


そんな選手が社会人まで
野球を出来たんですから・・・


奇跡です。


でもね、


今、冷静に振り返ると・・・


僕、当時の身長が140センチも
なかったぐらいです。


バットもまともに振れない。


そんな選手がヒットなんて
打てるはずがないんです。


今でもね、


小学生に熱血指導している
お父さんいますよね。


そして、


バットもまともに振れない選手に


なんで打てへんのじゃ!


って。


いやいやいや。


バット振れてないやん・・・


まず、


バットを振れる体を作らんと・・・


って。


それでも、


父親っていうのは、
子供に対して求めますね。


もっと、もっと、


って。


でも、


焦っても仕方ない。


今は、その程度の力しか
ないんですから。


そこから、


積み上げていけばいいんです。


小学生で、ヒットを1本しか
打てなかった僕が、社会人まで
野球を出来たわけです。


あなたの息子さん。


2本は打ってるでしょ?


じゃあ、プロ野球選手になれる
可能性すらありますよ。


心配しなくても。


焦らないで下さい。


今あるものに感謝して下さい。


そして、その能力を伸ばして
あげて下さい。


そこからだと思うんですよね。


って、


こういう話を、今、
自分の父親と話します。


父親は黙ってますけど(^^)


そんな当時の父親に
送ってあげたい本があるんです。


もし、


あなたも、ウチの父親と同じ
ような事をしているのなら、
ぜひ、読んでみる事をお勧めします。


素晴らしい本です。


本マニアの僕は
素晴らしいと感じました。


心に響きましたね。


ただ、


読み方を間違うと、
批判的にとらえてしまいます。


本の内容の受け取り方は、
あなたの今の精神状態を表し
ますので注意して下さい。


リンクは貼りません。


興味があれば検索してみて下さい。


『求めない』加島祥造 著