今日は、私が出会った素晴らしい
指導者からの教えを公開します。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
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私が社会人野球の選手として
プレーしていた時、最も悩んで
いたのは指導者に対してでした。
一方的に押し付けてくる指導に
本当に悩みました。
どれぐらい悩んだかというと、
自分の打ち方が分からなくなるほど・・・
社会人野球の選手になって、
まさか自分の打ち方が分からなく
なるなんて思いもしませんでした。
って、お前がたいした選手じゃ
なかったからだろ?
と、思われたかもしれません。
それもあるかもしれませんが
自分ではそれほど悪い選手では
なかったと思っています。
(こんなのにも選ばれました)
それでも、頭がパニックになる
ほど悩まされたのです。
そして、そのまま私の野球人生は
終わる事になりました。
実はこういう例は珍しくありません。
プロ野球選手でも、信じられない
投げ方や打ち方をしている選手が
二軍にはゴロゴロいます。
だからこそ、私は自分が味わった
ような指導は絶対にしないと心に
決めていました。
決めていたのですが、いざ自分が
指導者になってみると、同じ事を
してしまっていたのです。
ショックでした。
もちろん悩みました。
でも、どうすればいいのか全く
分からない。
というよりも、なぜ自分が言って
いる事が選手に伝わらないのかが
理解できませんでした。
自分が悪いのではなく、
理解できない選手が悪いのだと
責任を押し付けていたのです。
しかし、
ある指導者に出会って、
私の考えが間違っていた事に
気付けたのです。
その偉大な指導者に聞かれました。
「質問してる?」
え?
意味が分かりませんでした。
指導するのに何を質問するのか?
「してませんけど・・・」
「だからダメなんじゃないかな?」
え?
質問してないからダメなんですか?
「うん、そうだと思うよ」
なんでですか?
「なんでって、そもそも選手に
だって意見はあるんだよ。」
は!っと、しました。
私は選手の事など考えず、自分の
経験や理論を一方的に発信していた
のです。
「君の場合、おそらく選手も君の
意見に聞く耳を持っていなかった
んじゃないかな?
やっぱり一方的に言われると、
どこか反発が生まれるものだよ。」
そして彼は続けました。
「コップの水が満タンなのに
その上から水を注いでも、水は
コップに入らないよね。
あふれるだけ。君はコップの
水が満タンの相手に対して
指導をしてたって事だね。
だから上手くいかない。
まずは、相手の意見を聞いて
その選手が何を考えて練習して
いるのか、何を求めているのかを
理解しないといけないと思うよ。」
私は言葉を失っていました。
「そもそも、僕は自分が一方的に
教えなくても選手自身がすでに
答えを持っていると思ってるんだ。
そして、その選手の中になんとなく
ある答えを明確にする事が指導者の
役目なんだと思う。そのためには
質問してあげる事が一番なんじゃ
ないかな。
質問に対して答えさせる事で選手の
考えを明確にしてくのが良い指導者
なんだと思ってるんだけど。」
そうなんです。
確かに私は現役時代、そういう指導を
求めていました。
しかし、自分が教える側に立って
みると自分がやってはいけないと
思っていた指導をしていたのです。
私は、この偉大な指導者に出会う
事がなかったら、どれだけ選手を
悩ませる指導者になっていたでしょう。
本当に彼に出会えた事に感謝しています。
どうか、あなたにもこの教えを
伝えたくてブログに書かせて
いただきました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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