小学生の持久力トレーニングについて | ベースボールバイブル
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この時期はトレーニング期間ですね。

プロ野球選手を目指す子供達にとって
体を鍛える事は非常に大切ですから、
どんどん鍛えるべきだと思います。

思うんですが、少し気になる事が
あったのでブログに書きますね。

この時期になるとよく目にするのは
子供達が持久走をしている姿です。

昔から野球界では走ることが大切だと
言われ続けているので仕方がないとは
思います。

ですが、ちょっと聞いて下さい。

ここにスキャモンの発育発達曲線と
いうグラフを用意しました。

$ 少年野球専門トレーニングコーチの独り言

このグラフは子供の成長パターンを
表しています。

注目して欲しいのは神経型。
12歳でほぼ100%になっていますね。

±2歳ほどの差異はあるようですが、
ほぼ12歳までで運動神経の良し悪しは
決まってしまうと言われています。

次に注目してほしいのは一般型です。

身長や体重、胸腹部臓器の成長を
示すと言われています。

12歳以降に成長が見られますね。

簡単に言うと、この時期は持久力などが
発達する時期です。

こうしてみると、運動神経が決まる
大切な時期に、持久走などで時間を
潰す事についてどう思いますか?

私はもったいないと思います。

やはり子供達にとって、その時期に
適した練習があると思うんです。

誤解して欲しくないのは、
私も子供達に持久走をさせる事は
あります。

ただ特別な効果は期待していません。

目的は気分転換です。

ゲーム感覚で競争させる事で
気分転換させたいだけです。

これで根性が身に付くとか、そんな
効果は少し期待していますが(笑)

もちろんスキャモンのグラフが
全てだとは思いません。

どちらかというと私は何が正しいのか
よりも、何を信じるかの方が大切だと
思っていますから。

桑田真澄氏も著書の中で、人間は
科学よりもすごいと書かれています。

イチロー選手のお父さんなんかは
イチロー選手に好きなものだけ
食べればいいと言われていたわけです。

そして何より365日中360日練習して
いたわけですから…。

科学的には考えられないですよね。

でも、科学的に考えられない事をした
親子から世界一の野球選手が育った
わけです。

ですから科学に振り回される必要は
全くありません。

ありませんが少年野球の選手にとって
大切なトレーニングがあるとは思います。

やはり子供の成長時期に合わせた練習を
考えるべきではないでしょうか?




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