寿司が嫌い、というわけではないけれど、あまり好きではない。
せっかくの美味い魚を、すっぱいメシの上に乗っける必然性が、よくわからない。
もちろん、魚を上手に捌く技術っていうのはあるんだろうけど、まずは美味い魚あっての話。
「寿司なんてものは、10年も修行すればたいてい誰でも握れるようになる。難しいのは仕入れ」という寿司喜代の女将さんの言葉が忘れられない。
寿司の技術に奢らない、ほんとに美味い魚を食べさせてくれるお店、どこかにないのかな。
毎回、紅池、っていうのもなあ。