#5940 雇用 | プロパンガス

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雇用統計は、強い。

 

4月のアメリカ新規雇用者数は、3月にくらべて108.9万人の増加。

 

それが実際に増えた数。

 

一般に報じられている26.6万人というのは、正しいかどうか。よくわからない。

 

それは、生数字の108.9万を季節調整して26.6万って言ってるんだけど、いつもの年と同じ手法で調整するのが成り立つのかどうか、わからないから。

 

で、しょうがないから、失業率を見てみる。

 

これは、前月の6.048%から6.095%に上昇してしまっている。

 

ただし。

 

これは、たとえばワクチンを受けた人たちが、これまで諦めてしまっていた職探しを再開したから。

 

そういう人たちが、33.8万人もいる。

 

労働参加率は、61.516%から61.657%に上昇した。

 

これを抜きにして計算すると、失業率は5.880%まで急回復したことになる。

 

ものすごく強い。

 

賃金も同じ。

 

強い。

 

平均時給は前月比年率8.411%、平均週給も同11.874%という、驚異的な伸びを示している。

 

雇用者総週給は、前月比年率14.103%の伸びだ。

 

この数字を見て、雇用統計が弱い、だなどとほざくやからはいない。

 

そういうくだらないことを言うのは、何の勉強もしていない、くだらない輩だけ。

 

ほっとけ。