生産年齢人口が、18.8万人増加
労働市場に復帰した人口が41.3万人
合計で、労働参加人口が60.1万人増加
(これは2010年以降の平均8.85万人と比較して、かなり大きい)
労働参加率は、2月以来の62.932%まで回復
増加した労働参加人口のうち、就業できたのは10.2万人のみ
49.9万人は、職探し中(つまり失業者)
失業率は、前月の3.755%から4.048%まで悪化
職探しを再開した人が多く、労働参加率の上がったことが、失業率悪化の原因
労働参加率が前月の62.745%だったと仮定すると、失業率はほぼ前月並みの3.762%
労働市場非参加者が3月・4月・5月に90.2万人増えて、6月に41.3万人減少
失業者が3月・4月・5月に64.1万人減って、6月に49.9万人増加
アメリカの労働市場がそんなに急変してるはずはない
季節調整の失敗
エスニック別で、アジア人の失業率が2.1%から3.2%に跳ね上がってるのも統計上の異常値
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非農業部門新規雇用者数は、21.3万人増加
前々月・前月の上方修正3.7万人と合わせると、かなり強い
季節調整前の数字で、前年比240.2万人増加
(昨年2月以来の強い数字)
平均時給は、前年比2.742%増加
平均週休は、前年比3.040%増加
賃金上昇は、しっかりと継続
総じて、極めて強い
ただし、季節調整グチャグチャのまんま
雇用統計、信用ならない