#4595 勝抜・89 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

字余りには、心地よい字余りと、心地悪い字余りがある。

いつもは、「めぐり逢ひて」は心地よく感じるんだけど、今日はどうにもダメだ。

癪に障る。

僕の心にゆとりがないせいかもね。

ってなわけで、紫式部はここで脱落。

No,1 by 天智天皇
秋の田の 刈穂の庵の 苫を粗み
わが衣手は 露に濡れつつ

No.12 by 遍照
天つ風 雲の通路 吹き閉じよ
乙女の姿 しばしとどめむ

No.35 by 紀貫之
人はいさ 心は知らず ふるさとは
花ぞむかしの 香に匂ひける

No.43 by 藤原敦忠
逢ひ見ての のちの心に 比ぶれば
むかしはものを 思はざりけり

No.57 by 紫式部
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲隠れにし 夜半の月かな

No.62 by 清少納言
夜をこめて 鳥の空音は はかるとも
よに逢坂の 関はゆるさじ