#4043 勝抜・19 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

今は5時半ぐらいに起きれば十分なのでそうでもなくなったけど、以前ディーリングに携わっていた頃はとにかく朝が早かった。

で、ムカつくのが、「朝の早いのに強いんですね」と言われること。

強くなんかないわい。

むしろ、かなり弱いわい。

今でもちょっと気を許すと夜型の生活リズムになる。

夜が明ける頃に寝て、昼ごろに起きてくる。

そっちのほうがずっと快適だし、体調もいいし、何をするにも捗る。

ってか。

人間って、もともとそういうふうにできてるんじゃないかと思うことがある。

百人一首に限らず、源氏物語でも枕草子でも、けっこうみんなオールやってるよね。

バーもクラブも、深夜番組もインターネットも、それどころか照明だってロクにないのにさ。

何やって起きてたんだろうね。

ま、やることと言えば、ひとつしかないんだが。

で。

今週の落選は、難波潟。

短き足、とか、僕のこと?

No.19 by 伊勢
難波潟 短き蘆の 節の間も
逢はで この世を 過ぐしてよとや


No.39 by 源等
浅茅生の 小野の篠原 忍ぶれど
あまりてなどか 人の恋しき


No.59 by 大江匡衡の妻
やすらはで 寝なましものを 小夜更けて
傾くまでの 月を見しかな


No.79 by 藤原顕輔
秋風に たなびく雲の 絶え間より
漏れ出づる月の 影のさやけさ

No.99 by 後鳥羽天皇
人もをし 人もうらめし あぢきなく
世を思ふゆゑに 物思ふ身は