#3779 政党 | プロパンガス

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いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

参議院でやってる方式の比例代表、あれがいちばんいいと僕はずっと思ってきた。

ここでも何度も書いたし、現行制度の中ではいちばんマシだと、今でも思ってる。

あの方式に一本化した一院制が、理想に近い。

でも。

ここにきて、僕にはひとつの疑問が芽生えてきた。

比例代表ってのは政党単位の選挙なんだけど、そもそも政党ってもん自体が、機能しなくなってるんじゃなかろうか。

たとえば。

僕は、
原発再稼働容認、
聖域なきTPP賛成、
消費税増税賛成、
道州制反対、
量的緩和反対、
なんだけどさ。

その全部を満たしてくれる政党は、ひとつもない。

ってことは。

政党の中の人たちも同じことで、いわゆる“アジェンダが一致”するなんてことは奇跡的なわけだよ。

もちろん、主要な政策の1つや2つは一致するとしても、あんな冊子ができちゃうほどのマニフェストとかアジェンダとか、全部が一致するわけない。

一致するわけないから、想定もしてなかったようなことで内紛を始める。

その内紛の種が政策ならまだしも、政局だったり、選挙の手法だったりもして、もう手に負えない。

これ、きっと、どこの党だってある程度以上に大きくなれば、避けて通れないんだよ、きっと。

てなわけで。

ちゃんちゃん。