まんがで読破シリーズ
『舞姫』 原作:森鴎外
僕が『舞姫』を初めて紐解いたのは、高校2年の時だった想う。
読みたいというよりは、受験のための「現代国語」対策として、半ば義務的に手に取った。
1ページ目を開いて、いきなり面食らった。
「これが日本語なのか・・・」
僕には、言葉の意味がさっぱりわからなかった。
サンスクリットか古代ギリシャ語か、さもなくば宇宙人の話す言語にしか思えなかった。
読み始めた以上、意地と根性で最後まで文字を目で追ったけど、ストーリーも何も理解できなかった。
まあ実際、ただの時間のムダだった。
僕には、この小説を解するだけの素養はない。
高校生の頃の当時も今も、僕にはさっぱりわからない。
だからと言って僕は森鴎外という人をけなそうなんてこれっぽっちも想わないけど、だけど彼を賞賛することもできない。
僕が彼を理解することは、永遠にないんだろうと想う。
参考:http://bit.ly/ZB9ROX