僕は常々、薬の販売の完全自由化を訴えている。
自己責任でどの薬を買ってどの薬を飲もうが、自由にすればいいじゃないか。
もちろん、劇薬や毒薬など、どうしても規制しなければならないような薬もあるだろうけど、街の処方箋薬局で買えるぐらいの一般的な薬は、自由に買えるようにしてもらいたい。
どうせ処方される薬がわかりきっているのに、どうやって服用すればいいかわかりきっているのに、わざわざ医師の診察など受けなければならないのか。
しかも、医師の診察は平日の日中だけ。
サラリーマンは、薬を飲むなということか。
頼むから、ドラッグストアででも、コンビニでも、ドンキホーテででも、楽天ででも、自由に買えるようにしてくれ。
でもなあ ・ ・ ・ 。
薬剤師業界とか、そのへんからの反対、すごいんだろうな。
こないだ、うちの娘を小児科に連れて行った時、処方してもらった薬を薬局で買ったんだけど。
「保険調剤明細書」を見てびっくり。
保険の計算で、1点=10円のやつね。
内服薬薬剤料点数 4点
屯服薬薬剤料点数 3点
内服薬調剤料 20点
屯服薬調剤料 21点
後発医薬品調剤加算 4点
調剤基本料 56点
夜間・休日等加算 40点
薬剤服用歴管理指導料 30点
薬剤情報提供料 15点
合計 193点
つまり。
薬代70円、なんやかやの手数料1860円、合計1930円。
こんなふざけた商売、ありえないでしょ。
裏の裏までは知らないけど、ここんとこの利権、そう簡単には崩せそうもないよね。