僕の9月23日のツイート
1.尖閣は日本の施政下 2.安保は日本の施政下に及ぶ 3.なので尖閣は安保の対象 オバマ政権が3.を落としたとたん、今回の事件。なので、3.を復活してもらえば、たちまち解決。カネのかかる話だなあ。
posted at 08:03:36
140字にこだわらず、(後々の自分のための記録として)もう少し説明すると。
2004年3月、米国務省のエアリー副報道官(当時・ブッシュJr.の時代)は記者会見で、(1)尖閣諸島は1972年の沖縄の施政権返還以来、日本の施政権下にある(2)日米安保条約第5条は、条約が日本の施政下にある領域に適用されると明記している(3)従って、安保条約は尖閣諸島に適用される―と公言していた。
ところが、今年8月16日。
米国務省のクローリー次官補(現)が定例記者会見で、(1)尖閣諸島は1972年の沖縄の施政権返還以来、日本の施政権下にある(2)日米安保条約第5条は、条約が日本の施政下にある領域に適用されると明記している―とだけ指摘。
つまり、(3)がすっぽり抜け落ちた。
「尖閣は安保の対象」という直接的な表現がなくなったわけだ。
報道各社はこぞって、「オバマ政権が中国に遠慮した結果」と解説した。
こちらが遠慮すれば相手も少しは遠慮するだろうというのは世間知らずのお坊ちゃんで、こちらが遠慮すればすかさずつけ込むのが中国四千年の歴史。
案の定、9月7日には漁船体当たり事件が発生した。
中国にしてみれば、いつものように日本をおちょくってやろうという程度のつもりだったんだろうが、日本は親米・菅と親中・小沢の一騎打ちの真っ最中、菅としては強気に出るしかなかった。
想定外の日本の対応に事態はもつれにもつれた。
ただ、あくまでももとをたどればアメリカのしょうもない気配りが原因だったわけだから、オバマ政権が「尖閣は安保の対象」とはっきり言えば一気に解決に向かうはずの話だった。
冒頭のは、そういう意味のツイート。
で。
前原外務大臣はこの一言を得るためだけにヒラリーと会談した。
そして見事、「明らかに日米安保条約が適用される」との言質を取った。
前原くん、政権交代以来最大のグッジョーブ。
その時に僕の追加ツイート、9月24日。
「日米安全保障条約は明らかに適用される」 by ヒラリー。勝負あり。 RT 1.尖閣は日本の施政下 2.安保は日本の施政下に及ぶ 3.なので尖閣は安保の対象 オバマ政権が3.を落としたとたん、今回の事件。なので、3.を復活してもらえば、たちまち解決。カネのかかる話だなあ。
posted at 07:12:50
いや、ほんとに勝ったと想ったよ。
相手が振り上げた拳をどう下ろすかっていう問題はあるにせよ、その段になればこちらだってなんとかメンツぐらいは保たせてあげてもいい。
そしたら。
その数時間後、釈放。
ありえないよ。
完全に勝った勝負だったんだ。
相手を完璧に卍固めに絡めとって、あと3秒で落ちるっていう時に、いきなり攻めてる側がギブアップするようなもの。
繰り返すけど。
膠着状態で打開を図った、のではない。
相手の強硬姿勢に譲歩した、のでもない。
勝ちが確定していたのに、いきなり投げ出した。
そういうこと。
理解不能。