#2129 給食・7 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

正直に告白すると、僕自身、2年ほど前までは公立小中学校の給食に反対していました。

理由はいくつかあります。

第一に、これまでも紹介したように、給食には調理員さんの給料の問題や給食費未納の問題など、障害がたくさんあること。

第二に、小中学校の標準的な授業時間である週1200分は、(1コマ40分)×(1日5コマ)×(月火水木金土)のカタチにすれば、「朝の会」や「清掃」や「休憩時間」を加えても、たとえば朝8時から昼12時時半の中で終えることが可能であること。

第三に、僕自身が学校給食法第四条を知らなかったこと。

第四に、お母さんたちがせめてわが子の昼食を準備するぐらいの余裕を持てるような世の中をつくる、という方向で解決を図りたかったこと。

などです。

このうち、第三については言語道断、僕自身の不勉強を恥じるばかりです。

あるいは、第四についても、長期的な理想はともかく、現下の厳しい経済状況のもと、まさに今大変な想いをしているお母さんたちを、なんとしてでも応援したいと想います。

第一に挙げたように、難しい問題がいくつもあるのが現実ですが、「だから給食をあきらめる」のではなく、「ひとつひとつの問題を乗り越えて給食の実現につなげたい」と考えています。

そうしなさいと、学校給食法第四条に書いてあるのですから。