#1483 斤量 | プロパンガス

プロパンガス

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64年ぶりに牝馬が勝ったらしい。


それはそれで大変なことだし、調教師さん、厩務員さんはじめ、関係者の並々ならぬ努力の賜物なのだろうと想う。


ただ。


エアグルーブやダンスパートナーが活躍しているときにも想ってたんだけど、牝馬って牡馬よりも斤量が軽いわけでしょ。


今回のダービーでいうと、牡馬が57キロなのに対して、牝馬は55キロ。


ほんとうに強い馬を決めるのに、この斤量の差っていうのは、必要なのかね?


古馬と3歳馬が一緒に走るような(秋の天皇賞のような)レースだと、馬齢によっても斤量に差をつける。


そんなの、おかしくない?


同じ条件で走ってこそ、「オトコ馬をも力でねじ伏せる女傑」とか、そういう表現が可能になるんじゃないの?


牝馬が牡馬に対して、3歳馬が古馬に対して能力が劣っているという前提で斤量に差をつけて、それで牝馬や3歳馬が勝ったからって、それで本当の価値があるのかね。


もちろんね、ハンデ戦にはハンデ戦なりの醍醐味っていうのもあるんだけど、GⅠとかJpnⅠクラスのレースでは、どんな馬も対等の条件で走ることでいちばん強い馬を決めるべきだと想うんだけどなあ。


2キロ軽かったから勝てたなんて称号、ウォッカにとっても屈辱だろうと想うよ。