#1397 相続・2 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

kamatari


格差は、あってあたりまえ。


勝ち組、負け組にわかれてしまうのも、あたりまえ。


なぜなら、勝ち残ろうとして頑張った人と、そうでない人の差がつかないような世の中なら、誰も頑張ろうとしないから。


もちろん、世の中には何にでも運不運はつきものだから、あまり頑張っていない人が勝ち組になったり、ものすご
くがんばったのに勝てなかった人もいるだろう。


ただ、一見、運不運の差に見えても、実は工夫の差だったり、向き不向きの差だったりもする。


もしも僕が幼い頃から、プロ野球の選手を目指して死に物狂いでずっと頑張ってきたとしたら、今頃は負け組み中の超負け組だっただろう。


こういう考えに賛同してくれる人は多くいて、そういう人たちはよく、「結果平等でなく機会平等を目指そう」と口にする。


あるいは、「格差があるのはしょうがない。ただ、格差の世襲は避けなければならない」という表現になることもある。


たくさん頑張った人や上手に頑張った人が報われるのはいい世の中だと想うが、たまたま裕福な家に生まれた子どもが勝ち組、貧しい家に生まれた子が負け組になることが運命づけられているような夢のない世の中は最悪だ、という発想だ。


僕も、100%そう想う。


これを回避するのが、世代間相続税率100%という提案だ。


死んだら田畑は国に返す、班田収授法の原点に回帰しようとプロパンガスは主張している。