リンク先 でも盛り上がってるみたいだから、#1058 の繰り返しになるけど、もう1回ね。
幼少期からの英語教育には、基本的に賛成だ。
だが、小学校での英語教育導入には、断固反対する。
ただし、「英語よりも国語が大事」だとか、「話す手段よりも内容を学ぶことが大事」だとか、そんなアホ丸出しの理由からではない。
ただ単に、公立小学校や教師たちに、英語を教える能力が備わっていないからだ。
彼らは、どんな教科でも満足に教えることはできないが、その中でも英語が圧倒的に苦手だ。
英語を母国語とする外国人や、それに準ずる民間の日本人を採用するというのも何の解決策にもなりはしない。
教科内容を理解していることと、それを「学習能力の異なる多数に同時に教える能力」は完全に別だ。
なんなら英語に自信のあるあなた、試しに教壇に立ってごらんなさい。
英語を教えるどころか、生徒全員を着席させることもできないよ。
もしも全員が座って、私語を止め、前を向くところまで持っていけるなら、あなたには小学校教師としての、かなりの才能がある。
少なくとも多くの現役教師よりも優秀。
だから、もういいんだってば。
義務教育には、教科学習なんか求めないで、そのかわり社会人としての最低限の公共ルールだけ身につけさせるようにしようよ。