ガス会社っぽいことも書きます。
今日もここをクリックしてください!

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

 

 

プロパン星人です。

 

 

先日お会いした、プロパン星人のお友達の

tommyさん

(金融女子、不動産投資を始める)

が、プロパンガスについてのブログを

書きました。

 

そこでの話題について、たまには副業本業で

やってるプロパンガス会社の会社員っぽく、

チョー真面目に考察していこうと思います。

 

 

 

<該当ブログ>

 

プロパン屋さんとの交渉

 

プロパンガス屋さんとの交渉・・その後①

 

プロパン屋さんとの交渉・・その後②

 

 

 

<以下斜体は引用(一部改訂)>

今回、目標にしていたのは、2LDKの戸建にエアコン2台の新設。

 

戸建の売主さんだった方が契約しているプロパンガス屋さんがあり、まずは仁義を切るつもりでそちらの会社にアプローチしてみることにしました。担当の方と話をすると、上司と掛け合ってみますとのこと。
一社では心許ないので、相見積もりとして、もう数社電話してみることにしました。 

結局、ほかのもう一社と話を進めることになりました。

新旧ガス対決です。

 

 

中古戸建を買って、エアコンを無償で設置

したいから、プロパンガス会社の2社に

無償貸与を依頼。

 

要するに2社を天秤にかけたわけです。

(ここまではよくあることです。)

 

 

結局、新しい方のガス会社の方が条件が

良かったようです。一部費用負担があった

ようですが、エアコン2台というと、貸与と

しては良さそうな条件です。

(ガス会社的な経験則です。)

 

 

 

そこで交渉の結果、条件に応じなかった

旧いガス会社のメーター類を引き上げて

もらい、新しいガス会社にしようとして、

「少し面倒な手続きに巻き込まれ」たことが

tommyさんの②のブログになります。

 

 

 

 

新しいガス屋さんからは、旧いガス屋さんと顧客の取り合いをすることなく同じエリアで経営しているので、旧いガス屋さんには、新しいガス屋さんにすることを内緒にしてほしいというのです。

そして、今戸建に付いている旧いガス屋さんのメーターも私が旧いガス屋さんにお願いして取り外して欲しいとのこと。

 

 

 

この事象の解説の前に、そもそも、

空き家にメーターまたはボンベを残した

ままにしておく理由

 

・残していても合法

・撤去しても再利用は難しい

・その戸建のガス会社であることを主張

 

そんな理由です。

空き家の状態になったからといって、

すぐに撤去するガス会社の方が

珍しいと思ってください。

 

 

 


次に、新しいガス会社は旧いガス会社に

「内緒にしたい」理由

 

・取引は無いけど友好先

・卸売や業者間売買で取引がある

・旧いガス会社が執拗に反撃してくる

・目立つことはしたくない

・残存設備代を請求されたくない

 

ま、こんなところだと思います。

 

 

プロパンガス業界は取った・取られたを

日常的に激しくやっているため、

「どのガス会社に顧客を取られた」という

のを大変強く意識しています。

(「目には目を」の精神です!マジで。)

 

また、プロパンガス業界では業者間取引

も多くあり、「1件取ったら、その業者

取引が無くなった。」という困った事象に

なるのを恐れています。

(業者間取引の方が大きいですから。)

 

 

そのため、新しいガス会社が旧いガス会社に

内緒でガスを販売(同時に貸与)する方法と

して、中古住宅購入者(現所有者)に、

メーター類撤去の連絡をするよう、所有者

のtommyさんが依頼されたのです。

 

内緒にするには、これが唯一の方法です。

 

 

 

 

新しいガス屋さんから言われたように、旧いガス屋さんに電話してメーター取り外して欲しい旨をお伝えしました。そうしたところ、そう言ったことは通常やっていないの一点張りでした。通常は新しく設置するガス屋さんから連絡をいただいて、委任状をもらってメーターを取り外すのがその業界の習わしらしい。

 

 

 

ガスを切り替えたことがある人の大半が

書く書類である「委任状」。

(習わしでなく正式には「経済産業省令」が根拠。)

 

 

ガチガチに杓子定規にルールを解釈したら、

旧いガス会社の言い分の方が正しいです。

 

ただ、新しいガス会社は内緒にしたいので、

今回は「委任状なし」でのプロパンガス会社

の変更を画策したわけです。

これも法律上は別に問題はありません。

(要はどちらも成立しうるのです。)

 

 

 

ただ、所有者tommyさんからの依頼に

対し、旧いガス会社は委任状なしでの

撤去はNO!

 

 

 

旧いガス会社が「NO!」の理由

 

・委任状で敵対業者名を明確にさせ、

 攻撃態勢を取る

・委任状だとメーター類撤去まで1週間

 以上かかるので、時間を浪費させる

(※委任状についての説明は割愛します。)

 

ま、こんなところだと思います。

 

 

 

 

メーター設置、ガス利用に関してなんら権利義務関係もないはずなので、すぐに外してください、とお願いし、後日、無事外していただきました。

 

 

結局、tommyさんの交渉が勝ったよう

で、旧いガス会社が折れて撤去した

ようです。

 

新しいガス会社的には、tommyさんの

ように旧いガス会社への依頼がお上手な

方が所有者だと助かります。

 

これ、tommyさんは何気なく交渉して

ますが、出来ない方も多いです。

 

に、女性でこの旧いガス会社の撤去

拒否を突っぱねて撤去させたことは、

tommyさんの交渉力は相当あるの

かな?とも思います。

 

 

晴れて、新しいガス会社から貸与を受け、

所有者的にはこれで全く問題ないです!

(この件は完結です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、旧いガス会社での目線を、

最悪に毒々しく考察していきましょうw。

(以下、あくまで最悪パターンの想定です。)

 

 

 

そもそも、撤去をすんなりしない、旧いガス

会社のようなガス会社は、今回のように

持ち主によるメーター撤去をした現場には、

後日担当者が外から目視確認に行きます。

 

 

 

理由は簡単

 

どこのプロパンガス会社になったか?

チェックするためです。

 

 

その結果や相手によって、新しいガス会社

に抗議、あるいは猛抗議をします。

(当社も双方の立場で経験ありw。)

 

 

旧いガス会社は新しいガス会社から、

その分の顧客を取る口実にします。

 

 

 

 

 

実は、所有者とは無関係なところで、

ガス会社はそんなことをしています。

(不毛な業界ですからw。)

 

 

 

 

これは、所有者には全く責任がありません。

 

どちらのガス会社が良い・悪いという話しを

したいのでもありません。

 

プロパンガス業界の恥部のようなお話しを

ただ単にしたいだけですw。

(ここは不動産のブログですからw。)

 

 

 

中古戸建を購入され、プロパンガスを変更

しようとしているブログ読者の皆さん!

 

 

「なぜ、空き家の所有者が、ガスメーター類の撤去を、自らガス会社に依頼する必要があるのか?新しいガス会社は秘密にしたがるのか?」

 

 

裏の裏の裏までの理由って、

実はこんな感じなのです。

(あくまで最悪パターンの想定です。)

 

 

tommyさん

参考になりましたか?

 

 

 

 

さ、ここの読者の皆様!業務連絡!

 

tommyさんのブログでも

「ランキングクリック」しましょう!

 

プロパン星人のブログも

ここをクリックお願いします。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

 

 

ご連絡・お問い合わせは…

propane-seijinアットhotmail.com まで

(アットを@に変更してください!)

 

Twitterも始めました!

よろしければフォロー願います!

@propane_seijin