ヴィパッサナー瞑想10日間コース2日目 | 呼吸と瞑想からつながる、ほんとうの私

呼吸と瞑想からつながる、ほんとうの私

日常の雅な視点を大切にしています。

2023.11/25

 

午前

4:00 起床

4:30〜6:30 ホールまたは各自の部屋で瞑想

6:30〜8:00 朝食と休憩

8:00〜9:00 ホールでグループ瞑想

9:00〜11:00 ホールまたは各自の部屋で瞑想

11:00〜13:00 昼食と休憩

 

午後

12:00〜12:30 指導者との面談(希望者)

13:00〜14:30 ホールまたは各自の部屋で瞑想

14:30〜15:30 ホールでグループ瞑想

15:30〜17:00 ホールまたは各自の部屋で瞑想

17:00〜18:00 お茶と休憩

18:00〜19:00 ホールでグループ瞑想

19:00〜20:15 ゴエンカ氏の講話(録音)

20:15〜21:00 ホールでグループ瞑想

21:00〜21:30 ホールで質問の時間

21:30 消灯/就寝

 

 

【無知の苦】

ヴィパッサナーでは、心のプロセスは意識、知覚、感覚、反応という4つのプロセスで構成されているという。その中で「苦」が生じるのは「反応」である、と。つまり苦の原因は「心の反応」にある。

私たちは、自分が反応していることに気がつかない。何に対して反応しているのかも気づかない。ただ盲目的に反応してしまっている。だからやみくもに反応を繰り返す。

 

ここで云う「反応」は古代インドのパーリ語で「サンカーラ」と表現されている。

 

サンカーラ(反応)は主に

渇望、執着、嫌悪、不快。

 

瞑想中、いかに自分が日々たくさんのサンカーラを生み、不快や嫌悪から逃げてきたかを思い知ることになる。坐禅は足が痛い。もうめちゃくちゃ痛くて「ありのままを観察する」なんてできないよ〜って思ってた。

 

 

【休憩中の夢】

自室で横になり、仮眠をとる。

長い夢を見たと思ったら10分しか経ってなくて驚く。

体は充分な休息をとったかのようにすっきりとしている。

再度眠りにつく→夢を見る→5分しか眠っていない。ということが続く。そういえば講話でも「眠りにつくときも意識的に。体は休んでいるが、意識は起きている」という話があったような。


 

【話す人。話さない人】

私は以前から他者との差異を知ることに興味があった。

視力の弱い人には「どんな風に見えるの?」と細かく聞いて知りたがった。目を細くしてみたり、目隠しして過ごしてみたりもした。障がいがあると呼ばれている人たちがどんな風にこの世界を感じているのか興味があった。そしてその差異をなくすにはどうしたら良いだろうと思索するのが好きだ。私自身も「ろうわ者」だ。いづれ補聴器を外したいと思っている。

まだこの世界では音声によるコミュニケーションが主となっているけれど、いろんなコミュニケーションの取り方、意思疏通の方法があるはず。

 

休憩中、銀杏の樹の下で日向ぼっこをしながら

コミュニケーションについて誰かと話したいなぁと思った。

 

 

 

↑補聴器と充電器。

コース中ほとんど外していたので快適でした。

感覚が敏感になっていた為、着ける必要がある時は、機械的な大きな音が耳に入ってきてびっくりしたほど。帰宅してからも殆ど着けていません。

 

【2日目?!】

昨日にも増して長い一日だった。

今日は3ヶ月くらい経ってるんじゃないかと思ったほど。

 

提供される食事が美味しくて、暖かくてホッとします。

この日のお昼は筑前煮でした。